「あしはらぁああああああああああああああああ!」
「うおわぁ!?」
地獄の亡者のような絶叫に頭上を見上げると、教室の窓から友人の山田が落ちてきた。
――ちょっ、そこ二階!
花壇の上に着地すると、山田は草花を踏みつけながら涙を流し俺に迫って来た。
「きさまぁあああああ! よくも俺を裏切ったなぁ! テメェは地獄の底でもなまぬるいぜぇ!」
社会の闇が生み出した悲しきモンスターと化した山田が怨嗟のうめき声と共に迫って来る。
「逃げろ! こいつは俺が食い止める!」
「え? え?」
俺は男としての矜持で海崎を守るように体を盾にするも、そもそも狙いは俺なのだから意味がない。
「死ねぇええええええええええ!」
「死んでたまるかぁあああああ!」
「花壇を荒らすなぁあああああ!」
「ぎゃあああああ***************
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