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#ヒューマンドラマ
澪
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#相談女
澪
218
七話憎しみと屈辱
事後の翌朝
サユリは出勤し1度デスクに荷物を置いてトイレへと向かう
すると洗面台にあの女――広子がいた
恐らく昨晩コウジと揉めたのだろう
広子は眉間に皺を寄せサユリを遠くから鋭く睨みつけていた
その瞳には激しい憎悪と底知れない悲しみがはっきりと映し出されている
サユリは広子の視線に気付きつつも恐怖は微塵も感じない
それどころかその憎しみすらもサユリの餌食となり虚しく食い潰される
(あ〜 選ばれない2番目の女は哀れですこと…♡)
――
シーツの上に2人で寝転びサユリは彼に横から子猫のように擦り寄る
「今日はありがとう♡ 奥さんの方は大丈夫なの?」
サユリの言葉にコウジは眼鏡がズレるのも気にせずにサユリを腕の中に閉じ込める
「サユリを救えるのは俺しかいないからな 今1番大事なのは君だよ」
「コウジさん…」
今にも消えそうな声とは裏腹にサユリは全身が痺れるほどの勝利を堪能していた
(あははは!ほらね…!あんな女より私の方が愛されてるのよ!)
――ホテルの扉前
コウジと甘い夜を過ごした後 2人はホテルを出る
「じゃあ明日会社で」
「うん あなたのおかげで明日も頑張れそう!」
“あなた”
広子と同じ呼び方
2人は仲睦まじい夫婦のように並んで歩きながら駅方面へと歩き出す
…ザッ
背後から鋭い足音がする
「悩みが解決したようで良かったわね」
コウジは声の方を振り返りそのまま凍りついた
「な…なんで…お前がここに…!?」
コメント
1件
うわっ、最後の「悩みが解決したようで良かったわね」で背筋が凍ったわ…! サユリの「あ〜選ばれない2番目の女は哀れですこと♡」って内心の余裕が逆に怖い。そしてコウジの「サユリを救えるのは俺しかいない」って台詞、甘いけど完全に都合のいい言い訳だよな。誰が背後から声かけたんだろう…広子が追いかけてきたのか、それとも別の人物? 次話が気になりすぎてやばい🔥