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⚠️意味不明なところがあるかもしれません。申し訳ございません。 急展開って憧れありますよね。
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とある日の事だった。朝焼けが木々を照らしている日のこと。
「四ノ宮結江、あなたに任務を与える。」
山本シナ先生が神妙な顔つきで私を見る。
私は姿勢を崩さずに下を見ながら、先生の指示を待つ。
「……城に忍び込み、城主の懐に入り、城の内部情報を把握せよ。」
「はっ、畏まりました。」
私はそのまま、……城に向かうために学園長先生と話、お兄ちゃんに長期任務に出ることを伝え、忍術学園を後にした。
……城は、戦好きの悪いお城として名高い。
城主である、戰牙 須木(いくさがすき)は恐るべき軍師としても有名なのは分かりきっている。
最近になって、……城はドクタケ城と同盟を結んだという噂でもちきり。ドクタケ城も戦好きの悪いお城として有名。しかし、戦が上手い、という訳では無い気がするが。
まぁ、憶測ほど怖いものは無い。
もしかしたら、
「ドクタケにも行かなきゃダメかもなぁ。」
地位を築くのには長いスパンが必要だろうな。
しっかり働きますか。
私はひとまず、……城に女中として雇って頂いた。城主である 須木に気に入られるのに3ヶ月もかからなかった。
城主によれば、ドクタケを心から信頼しているわけでもなく、今上手くいっている商談でドクタケも領地として獲得できる。しかし、こちらの……城には忍びが居ないから、不安であること。
城主は城下町の整備を第1優先にしたいが、戦をしなければ、……城下町の人々の不安を煽ることになるとも考えているようだ。それに、ドクタケの悪名も城下町の人々に伝わり始め、不満が高まっている傾向にあると悩んでいるようだった。
私は須木の話を聞いて、どう考えてもドクタケも……を狙っているように感じて仕方がなかった。しかし、憶測であることに変わりはない。
5ヶ月に入ったあたりになると、城中の気配が重くなった。……城とチャミダレアミタケに戦を仕掛けることにした、と言い始めたからである。
私はそれを聞き、おかしいと感じた。
チャミダレアミタケも戦好きとして有名。
もし、これが漁夫の利を仕掛けようとしているのなら、もっとこの城が危険になるのは目に見えている。忍術学園にいる土井半助先生も怪しいと睨んでいらっしゃることだろう。
須木も、ドクタケが漁夫の利を狙っているようにしか感じない。と苦い顔をしている。どうやら、この戦、ドクタケの忍び首領が言い出したことらしい。
私が……城にきて半年すぎていた。
城主の須木は戦はせず、話し合いに赴くと言い家臣たちを驚かせた。その日、私は須木に呼ばれ、部屋に入ると地図を床に広げる須木の姿があった。
須木が私に問うた。
私はどう思うか、と。
私は正直に答えた。
「ドクタケの忍び首領に従うべきではない」
と。
その言葉に須木は、笑った。
私は笑った須木を見つめる。
「そうだよな。」
笑いがやっと止まったようで肩で息をしながら、答える須木。
「……お主、私のものにならんか?」
慈愛に満ちた目で私を見つめる須木。
私の方に手を伸ばす須木に私はそれを受け入れたて笑みを浮かべる。
「………お主は愛いな。」
どうしようかなぁ。
情事にならなきゃいいなぁ。
結局、情事になる前に私が須木を口吸いで落とした。良かった、とシナ先生と練習していて良かった、と思った。
1年後、私は、……城を退職する形で後にした。
政略結婚することになった、は相手が殺される可能性があるから、悠長なことは言えない。