【第1章】ーいつもの生活ー
いつものように朝起きて
食事をして学校へ行く。
いつものように教室のドアを開けると
皆の話し声や楽しそうな声が
いっぱい聞こえてくる。
でも私には関係の無いことだから、
聞こえない「ふり」をする。
人間には表と裏がある。
友達の裏を知ったとき
人は絶望すると私は思う。
今日も何気ない日々をおくった。
1時間目は国語の授業。2時間目は英語の授業。
私は英語も国語もあまり好きでは無い。
理由は人と交流したり
話し合ったりすることが大の苦手だからだ。
「そんなんだからいつまでたっても友達出来ないんだよ!」
前、友達に言われた言葉だ。
その友達は今、違う高校に行ってしまった。
男子:小鳥遊さん?
ほのか:ぁ…な、なんですか?
男子:次小鳥遊さんが意見言う番だよ?
ほのか:ぁ…えっと…、
あぁ、また黙り込んでしまった。
また人を前にすると声が出なくなる。
これは病気なのか?
何度も思ったことがある。
病気ではなく私の性格が人見知りのせい
だけなのに全て病気のせいにしようとする。
そんな自分が大嫌いだ。
……To be continued
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