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続き待ってます!
冬弥視点
「暁山、この前はどうもありがとう」
「ううん、全然いいよー!上手くいったみたいでよかった!」
暁山はなんでもないよというふうに手を振る。
「何かお礼をしたい」
「ええっ!じゃあまたヘアアレンジさせて!!」
「そんなことでいいのか・・・?もちろんだ」
〜♪(着信音
なんだろう。母さん?
「もしもし母さん?」
『もしもし、すみません、少し風邪を引いてしまったみたいで帰りにお薬を買ってきて貰えますか?』
「はい、分かりました。お大事に」
通話が切れた。母さんには安静にしてもらわなくては。帰りに近くの薬局で薬を買っていこう。
「おお、冬弥くん、電話おわったー?ホームルーム終わったらさこの前の授業のプリント見せてくれない?写し忘れちゃってさー!」
「もちろんだ」
ホームルーム後 プリント写し終わったとこ
「ありがとう!やっと帰れるよー」
「役に立てたのなら良かった❀」
ガラッ
「おーい瑞希、この前の漫画・・・あっ!冬弥もいるじゃん!」
「杏!え!もう読み終わったの?はやぁ」
「めちゃめちゃ面白かった!徹夜して詠んじゃったよ!あ、冬弥みてみて!」
そう言って白石は自身のカバンに着けたこの前の猫のキーホルダーを見せてきた。
「じゃーん、付けちゃった!可愛いよねー♡」
「付けてくれたんだな、嬉しい❀俺も付けようかな」
「えぇーいいなあー杏と冬弥くんお揃いでー!杏ー今度ショッピング行こう!」
「うん!いこいこ!」
今日も白石は眩しい。俺とは釣り合わないくらい。でも、でも手離したくない。ずっとそばにいたい。この気持ちは・・・なんだろう。独り占めしたい。他の男ところへは言って欲しくないんだ・・・だから・・・
「白石、俺と付き合ってくれないか」
「・・・」
「・・・」
「あっ」
や、やってしまった・・・悪い彰人。でももう後には引けない。
「白石聞いてくれ、ずっと前から、初めて会った時から好きだ。付き合ってくれ。」
瑞希視点
え、待って。状況が整理できないんだけど。告白した?告白したよね?冬弥くん!いや、いくら天然でも・・・えぇ?!ここで?ボクここにいてもいいの?ダメじゃない?!いきなり過ぎない????杏・・・杏は・・・、あっダメだ目が点になってる!見たことないよリアルで目が点になっちゃってる人。どうしよ、逃げるか。
「・・・ガシッ・・・・・・ぁ」
杏・・・手首掴まないでよ!まてまてまって、杏が赤くなってる。状況を整理し始めたんだ。長くなりそう、とりあえず逃げよう。杏ー!ごめーん!
╭(*´꒳`*)╮ガタッ…テテテテテ
〜♪
「あっこはねちゃん、やばいんだよ冬弥くんが!カクカクシカジカ」
で今に至る
彰人視点
「はぁ着いた!」
「東雲くん、私ここで待ってるね。頑張って! 」
「あぁ行ってくる 」