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誤字脱字多々

キャラ崩壊・地雷あり

鳥化です

何時ぞやに見た第5人格の傭占の白鷹と夜行の二次創作を参考にしました。

ぶっちゃけ鳥の種類あってるかわからないですけど、凄い好きな習性(?)です。

間違ってたらごめんなさい💦





「好きです!華太さん!!」

「俺も、君のこと好きだよ。」

この日、僕は君に告白される。一言も話したことないのに。種族も違うのに。

「お、俺…貴方に一目惚れして…番に出来るなんて思ってもみなくて……」

「俺も君のこと好きだったから、番になれて嬉しいよ。」


「華太さん!今日は野ウサギを狩ってきました!」

「そうかい?ありがとう。でも君、魚派だろ?川辺の魚取って来たよ。」

「な、なんで知ってるんですか?!///」

「ずっと見てきたからね。」


「華太さん…今日は疲れたので先に寝ますね。」

「その前に腕の傷見せてくれないかい?」

「うぐっ……華太さん、なんで分かったんですか?」

「ずっと見てきたからね。」


「華太さん!今日は雨みたいですね。」

「隆太、お前雨に弱いだろ?大丈夫か?」

「あれ、話しましたっけ?なんで知ってるんですか?」

「ずっと見てきたからね。」


「華太さん!今日は少し水遊びでもしませんか!今日は暑いですから。」

「それに川遊び好きだものね君。」

「うえ?!なんで知ってるんですか?」

「ずっと見てきたからね。」


「華太さん!今日は木の葉が一段と色付きましたね!」

「君はもう少し染まった方が好きなんじゃないのか?」

「ぇえ?!なんで知ってるんですか?」

「ずっと見てきたからね。」


「華太さん!今日は雪が降ってますね。」

「そうだね。」

「俺、こう見えて他の奴らより体温高いですよ!知ってました?!」

「だからこうやってくっついてるんだろ?」

「そ、それもそうですね///…なんで知ってるんですか?」

「ずっと見てきたからね。」


「俺、華太さんがお花見てる時の顔好きなんですよね。知ってましたか?」

「…そ、それは知らなかったな……///」


「……。」

今日で1年が経った。隆太と出会って1年経った。奴はもう居ないだろう。1年経てばあいつは番のことを忘れるからな。

「……。」

これを俺は5年続けている。

俺は全て覚えている。あいつが肉より魚好きの方も、傷を作ってしまうと目を逸らして何故か直ぐに寝室へ向かうこと、雨になると調子が崩れるところ、川遊びが好きなこと、木の葉はびっしりと染まってる方が好きなこと、体温が高いこと。他にも色んなこと知ってる。

初めは驚いた。俺は未来を見通すことの出来る眼を持つ夜行。いわば神様に近い存在だ。そんな俺にあいつがいきなり告白してきた。初めは面白がって付き合ってみたらあいつは良い奴で。見ていて飽きないし、暖かくて心地よい。彼が本気で俺のことが好きなのは分かる。それでも習性には逆らえない。

1年経てば番のことを忘れて何処かへ行く。それは仕方がないことだ。

それでも忘れたままの方が良かった。新しい番を見つけ、子孫を残す。俺は男だから無理だけど、雌の誰かとさっさとくっつけばいい。それなのに

「……ッ……」

「あ、…………/////」

「え、あと……////」

「……」

「失礼します!///」

また、同じ番を好きになるんだ。

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