テラーノベル
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パリャです!理翔様のテラルレのやつ!(短編2,000文字)
コストカットのため、○〜」みたいな感じで、最後だけに括弧付けさせて頂きます!
⚠️微グロ、死ネタ、口調迷子
この作品には政治的意図、戦争賛美など等は一切含まれていません
🇨🇦結構上まで登ってきたね〜」
🇺🇸だな!」
🇬🇧2人ともッ早すぎますよッハァハァ」
🇫🇷wwwおじいさんww」
🇬🇧五月蝿いですよ(−_−#)そう言ってる貴方が一番後ろじゃないですか」
🇺🇸喧嘩してないで早くしろよっ!」
アメリカ、イギリス、カナダ、フランスは、カナダのとある雪山に登山しに来ていた
🇫🇷は〜ようやく着いた〜」
🇨🇦今日はここの山小屋使って一泊するよ!」
その雪山は頂上から絶景が見れるらしい。だが、頂上に行くのに最低2日かかる為、山小屋で一泊しなければならない
🇬🇧ずいぶん綺麗な内装ですね」
全員山小屋の中に入り、イギリスが最初に言う
🇨🇦そりゃ、5日前くらい、ここの山小屋担当者さんに手入れ宜しくって頼んだからね」
🇺🇸流石カナダ✨」
🇫🇷にしてもここの小屋、山小屋にしては随分と大きいわね」
🇨🇦まあ、最低でも連続2泊持つように作られてるからね。お風呂もあるよ」
🇬🇧🇫🇷入ってくる/来ます」
🇬🇧チッお先どうぞニッコー」
🇫🇷ありがと〜」←舌打ち気づいてる
🇺🇸いや、紳士が舌打ちしてんじゃねぇよ。あ、“自称”だから別にいいのか」
🇬🇧貴方、殴られたいんですか?」
🇨🇦もう終わり!僕、持ってきた材料でご飯作っちゃうね」
🇺🇸有難う」
🇨🇦少ないけど十分保つと思うよ。明日も沢山歩くから」
🇫🇷merci」
四国はまだ知らなかった。いや、知っている方がおかしいだろう。あんな予想外なことが起きるなんて事を
四日目。下山中。最初の山小屋に戻る
🇬🇧昨日はとても綺麗な景色が見れましたね」
🇫🇷だね。絵のアイデアも浮かんだし」
🇺🇸今日は俺が風呂最初な〜」
🇨🇦分かってるって」
この山は、中腹2回、頂上で1回、山小屋に泊まる。でないと、登山中または下山中に周りが真っ暗になり、何も分からなくなってしまう。そしてこの山に関して受け継がれている話があった。それは夜になると
ウェンディゴ
と言う妖怪が現れる話だ。ウェンディゴとは、主にカナダの雪山に現れる、体長5mほどの骸骨のような妖怪だ。デカい図体からは想像しにくいほど、嵐や吹雪の中でも素早い動きをする。現地では氷の精霊とされていたりするが、ウェンディゴの食料となるものは人間だ。異常な程の怪力に加え、ウェンディゴが動く姿は、鳥が飛ぶように見えるという
この恐ろしい妖怪のことをアメリカ、フランスは知らなかった。カナダは忘れていて、イギリスは知っていたが詳しい所までは知らなかった
🇬🇧出ましたよ〜」
と、最後に風呂に入ったイギリスが言う
🇫🇷ブリカs…イギリス、外見て」
🇬🇧別に言い換えなくていいですよ。フラk、フランス」
🇺🇸見ろよ親父!吹雪だ」
🇬🇧ゴウゴウ五月蝿いと思ったら、吹雪でしたか」
🇨🇦結構酷いね。このまま止まなければ、明日もここで過ごすことになる」
🇫🇷えぇ…ご飯足りる?」
🇨🇦5日分の補助食ならあるけど…」
🇺🇸どっかの保護者がまともな食材持ってこなかったからだな」
🇬🇧また植民地にしますよ?」
🇺🇸紅茶箱捨ててやる」
🇨🇦いい加減、喧嘩辞めて。もう今日は、明日の朝晴れてる事祈って寝よう」
🇫🇷そうだわね」
ゴォォォォォ
吹雪の大きな音で、一同は目を覚ます。7日目。4国は気候に恵まれず、ずっと大吹雪だった。補助食も後1日分しかなかった
🇨🇦(お腹すいた)
🇫🇷後1日分しか補助食ないわね」
🇬🇧私は紅茶さえあれば大丈夫なんで」
🇺🇸この紅茶依存症が」
🇨🇦(おい)
🇫🇷私もまだ耐えれるわよ」
カナダだけが異様に空腹なのは、自分は我慢して、フランスなどの他の国に食料をあげていたからだ。ずっと空腹を我慢していた彼は、もうほとんど喋る気力もなかった
🇬🇧何が『紅茶依存症』なんです?紅茶は私の主食ですよ?」←?
スッ
ずっと床に座っていたカナダがいきなり立ち上がる。そして、腹から声を絞り出すように言った
🇨🇦なんか…食料に、なりそうなの…探して、くる」
🇫🇷そんなんで大丈夫なの!?ま、まぁ気をつけてね」
カナダの優しさで食料を貰う。カナダを1人で行かせる。この選択が間違っていた
昼間になってもカナダは帰ってこない
🇺🇸流石に死んでは無いよな…?」
🇬🇧今の私達に出来るのはカナダの生還を祈る事のみです」
🇫🇷1人で行かせない方が良かったのかな」
ガチャ
暫くして玄関の扉の開く音がした
帰ってきた。いち早く確信したイギリスは急いで玄関に向かう。アメリカ、フランスも続いて向かう
🇬🇧カナダどこまで行ってたんです!?」
🇨🇦フゥッフゥッ」
急いで帰ってきたのか、下を向いて息を切らしていた。でもそれがおかしいと最初に気づいたのはフランスだった
🇫🇷待ってッカナダ、普通じゃないッ!」
🇺🇸ゑ、それってどういう…」
顔を上げたカナダの顔には返り血の様なものが沢山付いていた。それも、口周り中心に
🇨🇦く…肉…」ボソ
🇬🇧はい?」
🇨🇦じ、肉…じ、ん、肉」
ゾクッ
命の危機を感じると共に、イギリスは思考を巡らせた
🇫🇷ねぇ、これって逃げたほうg」
🇬🇧急いで外出ますよ!話は後です!」
🇺🇸ちょ、親父!」
🇨🇦ゔぅ…」ダッ
逃げる3国を追うように、カナダが走りだす
🇺🇸おい親父!どう言う事だよ!」
🇬🇧思い出しました。ここはカナダの雪山。だからウェンディゴがいる可能性が高いです」
🇫🇷ウェ…?」
🇬🇧恐らくカナダは、ウェンディゴに取り憑かれた状態。つまり、ウェンディゴ症候群になってしまったと言う事です」
🇺🇸はッ!?どう言う事だよ」
ウェンディゴ症候群
別名「ウェンディゴ憑き」
長く食糧不足が続いた時、空腹に我慢できずに人間の肉を食べた者がウェンディゴに取り憑かれる。これは今でも謎の病気で、取り憑かれた者は、人肉以外を食べれなくなると言う。そして、最終的には気が狂って死ぬ
だが、カナダは例外だった。人の肉は食べていないものの、空腹を我慢しすぎた。そして、行ってはならない場所に行ってしまってのだろうか、ウェンディゴに憑かれてしまった
🇬🇧カナダの事については私の憶測ですが」
🇫🇷じゃあ、カナダ死んじゃうの!?」
🇬🇧まだ、治療法も見つかってないので、恐らく」
🇺🇸カナダと戦えってんのか!?」
🇬🇧残念ですが、それ以外に方法はないかと」
🇺🇸ッチィ!」
🇨🇦あははははははッッ」
🇬🇧(やばい!狂い始めた。と言うことはもう時間もない)
🇨🇦ははははははははッッッッbrfvんdmしお、あ??」
🇫🇷ねえ!もう時間無いの!?」
🇬🇧はいッ」
🇨🇦ヒャヒャヒャっっ………にいさんたち、すくってほしかったなぁ」
🇺🇸っ…!!」
そうカナダは言うと、その場に静かに倒れ込んだ。もうすでに体は冷たかった
本編だけで2,939文字ッッ!!これでも削った方!多分。あ、“以上”だから大丈夫か((最後雑ですみません。ちゃんとね?本編の字数が分かる様に、先に本編書いたから(本編だけで2,000行きたかった)。なんか、「奇病一覧」で検索したら出てきたから「本持ってるしいいじゃん」って思ってこの話になった。
因みに、イギリスには9種の妖怪がいます。国だけで見ると中国の次に多いです(中国11種)ギリシャとも同じ数種だったわ
ウェンディゴは、実際にアメリカの先住民の中で語り継がれているそう。本当はね、アメリカ北部〜カナダ南部に生息しているとかって言われてるらしい。ちょっと今回、創作症状みたいなの作っちゃった。ほんとは今回のカナダみたいな取り憑かれ方はしないと思う。今度イギリスを舞台にしたちゃんとした短編作ろうかな。今回長すぎた
UMAっていう未確認生物がいるんだけど、それはアメリカが一番多い(22種)二番目に多いのが日本(7種)目撃報告がされてる種類ではね。世界各地で目撃情報が入ってるのは入れてないよ。イギリスは6種
妖怪、UMAオタクですみませんね?(←妖怪の本1冊、UMAの本2冊持ってる埃
長すぎたっ!グッバイっち!
参考:「大迫力!世界の妖怪大百科」
ウェンディゴ症候群についてもこの本にありました
コメント
7件
つ、辛い……(泣)カナダ優しすぎだよもっと兄や親や友人に甘えてくれ……!!素敵な作品ありがとうございます!!
かなだァァァァァ!!!泣(´;ω;`) ウッウッ最後の悲しすぎるけど話がすごく面白い!!