この作品はいかがでしたか?
51
この作品はいかがでしたか?
51
一つ、変な話をしようか。
戯言と思って聞き流してくれ。
本当に昔、働き者の男がいたんだ。
その男は完璧な男で、
何をしても失敗しなかった。
でもそれが裏目に出て、
彼は猿の偶像に閉じ込められ、
神社に封印されたんだ。
この話は、
今も「学校の七不思議の8つ目」
として広められている。
又の名を、
とも言う。
今、その男は霊として、
学校の近くの神社に居座っている。
あくまで都市伝説だ。
聞き流してくれ。
『希ー。』
zm「なんやー?」
『プリント配ってくれた?
スタックが一つ職員室に
残ってたんだけど!』
zm「え、プリントあったっけ?」
『はぁ…はい。』
zm「あんがと!」
『担任なんだからちゃんとしてよ…』
zm「ごめんやんw」
『あ、てか今日で10年だね…。』
zm「あ、そういやそうやな…。」
そう、今日は
私たちの小学校6年の担任、
猿山先生が失踪してから10年。
あの日、何があったのかは、
誰も知らない。
でも、私が不思議に思ったのは、
うちの夫、
天乃 呂戊太が
猿山先生が失踪した次の日に
帰ってきた事だ。
猿山先生が失踪する前日まで
失踪してたのは呂戊太だった。
本当に、何も知らないのか、
そんな真実、私には分からないけれど、
『猿山先生に、会いたいなぁ…。』
そんな事を神社の前で呟いた、
そんな時だった。
?「そんな願い、生贄を捧げなくても
叶えてやる。」
『へ…?』
視界が歪んだ瞬間に見えたのは、
袴を着た男の子と、猿の偶像、
そして…
猿山先生だった。
一瞬光に包まれて、
目を開いて見えたのは、
音楽室だった。
『何で…ここに…?』
響くピアノの音と、
真っ暗闇が広がる外に
降り注ぐ月の淡い光。
間違いない、自分のいる小学校で、
私の母校でもある場所だ。
でも…さっきまで神社の前に…。
それで、一体誰がピアノを…?
そう思い、チラリと見てみると、
『___さん?』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
楽しすぎる。()
じゃ、バイライ!
コメント
3件
呪鬼だいすきぃ♡
ほぁぁぁぁぁぁあ((殴 呪鬼すげぇ好き()