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【注意事項】

①こちらはirxsのnmmn作品です nmmnを理解している方のみお読みください

②この作品には、以下の要素が含まれますので自衛等お願いします

    ・桃&赤

    ・病み

③他SNSなど、齋-nari-の作品を公に出すことは絶対にしないでください

④コメント欄ではご本人様の名前を出さず、伏字の使用をお願いいたします















ある日りうらがこう言った。










「俺が死ぬなら、クラゲみたいに死にたいな」と。












確か、珍しくりうらが人前で弱音を吐いていたんだ。


それを皆でぼーっと聞いて、ご飯を食べに出かけて。




いつものように騒ぎ始めたいむとりうらを後ろで眺めて、何だか安心していた。


そこにまろが混ざって、更に声を上げるいむに釣られて笑い始めるりうらを見て、メンバーの力は偉大だと感じた。






クラゲは死ぬ時、誰にも干渉せずに静かに溶けて綺麗に無くなる。




その意図はきっと、誰の記憶にも残らず自然と、気づけば消えていたい。そういう意味だろう。






でも、それは俺たちが許さない。


なぜなら俺らいれいすは、二度と切れない鎖で繋がっているから。






それは誰もが理解している。


だからこそ、りうらは俺らの前で話したし、他はそれを何でもないように聞いた。










メンバー皆、というか人間皆思考が沈む時はある。


でも、何かになりたいと言ったのはりうらが初めてだった。




仮に、りうらがクラゲになったとしたら。










俺はイソギンチャクになって死にたい。














クラゲの死に方┊︎水に溶けて跡形もなく綺麗に無くなる











イソギンチャクの死に方┊︎辺りの生物が全て息絶える程の腐敗成分を分泌させ、溶けて消える。

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