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私は佐野りゆ。高校1年生。勉強は、好きとは言わないけど、まあまあ出来る方。
あるテストでクラス1位も取ったことある。
普通の日常を送る、ごくごく普通の高校生。 だけど今日、久しぶりにワクワクする出来事があった。
キーンコーンカーンコーン―、キーンコーンカーンコーン―――
担任「はい、みんなー。席につけー!」
生徒が席につき――
担任「よし、じゃあ話するぞ。今日はなんと、、、、!うちのクラスに転校生がやってきたぞ!!」
他の生徒「ワーーーー!」
「神ってる!」「最高〜〜!」「気になるっ!」
私「(え、マジでーー??嬉しーーー! どんな人だろ?楽しみーー)」
担任「まあ、みんな落ち着け。じゃあ、入ってきてもらうぞ。お願いします!」
転校生「みなさんこんにちは。〜〜高校からやってきました、高見 よしと です。よろしくお願いします。」
他の生徒「よろしくお願いします!!!!!!」
担任「というわけなので、みんな仲良くしてやれよ。じゃあ……席だな。空いてる席は…..佐野の左隣だ。あそこに座ってくれ。」
私「(え、えぇ!私の隣!??? 緊張するよぉ….)」
「(でも、学級代表として仲良くしなきゃ! 頑張ろっ!)」
ガチャ、
高見「佐野、さん….?」
私「あ、そうだよ!高見くん、で良かったかな?隣の席ってこともあって、これからよろしくね!」
高見「よろしく…..!(ちょっと気まずい。なんで、よりにもよって女子…!)」
「(でも仲良くしないとダメだよな…)」
担任「じゃあ、ちょっと落ち着かないと思うが、高見。自己紹介頼む。」
「あ、このクラスでは、俺達教師は、どんな人も名字で呼ぶ決まりなんだ。少しずつ慣れていってくれればいい。もし嫌な ら言ってくれて構わないぞ。」
高見「あ、大丈夫です。ありがとうございます、….(これからずっとこれか….面倒だな。不安だ…)」
自己紹介が終わり……
担任「では、授業を始めよう。全員、教科書を出せ。」
生徒「はーい。」
担任「じゃ、文読んでくぞ。」
高見「(教科書…..ページどこだ…?やべ、分っかんね)」
スッ….
高見「! 佐野さん….?(俺の教科書….!??)」
私「最初、私も分かんなかったよ。この教科書独特で、こういう風に数えるんだよ。だから、〜ページになる!」
「覚えといてね!!」
高見「あ、ありがとう…..(転校生なのに…..こんな接し方出来るって凄いな、、さすがは学級代表、、、、)」