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第6話『チーズバナナ首都(旧・ニューヨーク)』
ニューヨーク。誰もが知る、アメリカの顔。
だが、誰も予想しなかった。第18回バトルロワイヤルでノルウェーの高校演劇部代表に敗北し、
その都市がこう名付けられるとは——
「チーズバナナ首都」。
命名理由は、演劇中に使われた小道具のランダムな組み合わせ。
バナナの皮で滑った王様が、チーズの上で絶命するという喜劇だった。
「名前って、もう何でもアリなんだな」と全市民が思った。
そして彼らは言った。
「……だったらもう、全力でチーズバナナするしかない。」
■登場人物(見た目とキャラ)
●ジェフリー・バナノ(27)
屋台バナナのバカ。全身バナナ色のスーツに、首元に輪切りのネクタイ。靴底はバナナ型。
「バナナで転ぶ人生も悪くないぜ!」
●カレン・チーズバーグ(34)
地元チーズ専門家。全身チーズ色のドレスに、とろけたスカーフを巻く。髪はチーズ色グラデ。
「チーズは平和。バナナは挑戦。私たちは…首都なの!」
●ロメオ・K(19)
演劇系男子大学生。片目を隠すバナナヘアー、肩からとろけるチーズマントを羽織る。
「名はバカでも、魂はロックだよ」
※ピアノとチーズカスタネットが得意。
●ウー・タン伯爵(推定年齢120)
謎の地下チーズ倉庫に棲む老人。頭にバナナの皮、服はすべて穴あきチーズ。
口ぐせは「バナナは…時空を越える…」
(※理解不能だが市民から人気)
●バニャバニャ(公式マスコット)
チーズ×バナナをテーマにした…謎の生き物。常に跳ねている。
背中に「地名は魂」と書かれている(手書き)。
対戦相手:「ブリリアント連邦(旧・アルゼンチンの一部)」
— 全員がキラキラ&自撮り命。顔面加工フィルターが戦闘力に影響する国。
🎯競技:
『チーズバナナ・ファッションショー』
ルール:チーズとバナナのみを使って衣装を作り、ランウェイを歩く
制限時間:30分
評価基準:ダサさ、勢い、そして“ノリ”
●本番スタート!
制限時間内、参加者たちはとろけるチーズと熟れすぎたバナナにまみれながら、全力で衣装制作。
ジェフリーはバナナの皮をタキシード風に縫い、股間にチーズブロック。
「重すぎて歩けねぇ!!でもそれがいい!」
カレンはカマンベールをハイヒールに加工し、ステップでチーズが飛び散るたびに拍手喝采。
「“とろける女”とは私のことよ!」
ロメオは全身をチーズとバナナで包み、ポエムを読みながら舞う。
「君は…バナナを知らない。けど僕も知らない。だから今、知ろう。」
ウー・タン伯爵は何もしない。バナナの皮を手に持ったままステージ中央で静止。
審査員「……これは……前衛芸術では?」
マスコット・バニャバニャがトリを飾り、全身にクリームチーズとバナナチップを貼りまくって高速ジャンプ。
爆発音とともに**“チーズバナナ首都”のロゴが花火で打ち上がる**演出。
審査員判定:
チーズバナナ首都:9.8点
ブリリアント連邦:7.5点(顔が良すぎて逆にシュール)
ステージ上でカレンが叫ぶ。
「この首都はもうバカの象徴!でも、バカって世界を明るくするでしょ!?」
市民「「チーズー!!」「バナナーー!!」」
✅次回予告タイトル:
第7話『ぷるぷる村(旧・韓流区)』
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