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コメント
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とりあえず💚が見つかってよかったです😭😭🖤よかったね… しかし💛💜と💙がなんだか気になります…

💚いたのは良かった でも🤔なんで…⁇⁇ 続きが気になります。
よかったー💚いた!!でも全然わかんない…続きが気になりすぎます!!!
肩越しに振り返り、荷物置き場でしかないクローゼットの扉を見詰める。ゆっくり、ゆっくりと伸ばしていく指先が震えていた。扉を開く、たったそれだけの事がこんなに怖いなんて、かつてあっただろうか。競り上がってくるのは言い知れない恐怖。しかし葛藤の合間もコールは止んでくれない。俺は、頬を膨らませて意を決した。
…カラ。
耳と目を澄ませ深淵のような暗がりを探る。まずは奥から順繰りに、動きがあるかどうかを慎重に確認していく。微かな呼吸音も聞き逃すまいと発信を切った刹那、訪れた静寂に耳の底がキンと痛んだ。瞬きも忘れ横へ滑らせる視界端に〝何か〟が入り込む。見慣れない異物感。並んだ衣装ケースの一つが非日常を訴え掛けてくる。
なん…だろう。いつもと違うような…。
目を懸命に凝らす。積み重なったケースの前に垂れている〝何か〟。それが人の足だと気付いた時には立ち上がり、手が勝手にハンガーでぶら下がるスーツ類を掻き分けていた。隠れていた腰から上が顕になる。ケースの最上段に座って壁に凭れたその人は、
「あべ……ちゃん」
見間違える筈などない大切な想い人が、瞼を伏せてそこに居た。
動けるまで悠に五分は要しただろう。その間ピクリともしない阿部ちゃんはまるで精巧な人形みたいで、誰かがドッキリで仕込んだんじゃないかと思ったほどだ。極限の不安からか固く握っていた拳を解き、痺れをきたした指を擡げて特徴的な下唇へ触れてみる。
……あったかい。
本物の…阿部ちゃんだ。
分かった途端に心が逸り、手甲を翻して細い首筋へ宛てがい確かめる。確かな脈打ち。自分の心音より遅いがしっかり打ってくる生きている証拠に覚えたのは安堵。そして急激な脱力。頽れる一歩手前の膝を叱咤しつつ両腕で阿部ちゃんを描き抱き、胸元に包み込んだ。
「阿部ちゃん…阿部ちゃん、阿部ちゃん……」
身をもって感じる温もりが堪らなく嬉しくて、愛おしい。
やっと会えた。ずっと探してたんだよ。みんなも心配してた。こんなに近くに居たなんて。
言葉にしたいのに、口から出るのは名前ばかり。でも、今はいい。今は、面と向かって名前を呼べるだけでいい。十分…うん、十分、幸せだよ。
けれど、そんな幸せは、ほんの束の間だった。
「もしもーし、めめ?なんか進展あっ……えっ、どした!?阿部ちゃんがな、に………うん。うん……オッケー、すぐ行く。待ってろ」
「…ふっか。電話、目黒?」
「ん……なんだけど、阿部ちゃんめめん家にいたんだって。でも全然目覚ましてくんなくて、どうしたらいいのか分かんないって」
「はぁ!?目黒ん家にいたってどういう事?…俺ら凄い探したよな」
「…そうなんだよねぇ。ん~…取り敢えず行ってみよ、マネさんにも連絡してさ。話はそっからじゃない?」
「分かった…けど目黒、まさか阿部を閉じ込めたりとかし…」
「照、やめろって!んなワケないじゃん。そんな事……めめが、するかよ」
「…………」
「……ごめん。じゃあ俺とふっかで行ってくるから、みんな家で待機してて。詳しい事分かり次第連絡する」
「待って、俺も行く」
「翔太?」
「俺もめめん家行く。何か役に立つかもしんないし」
深澤が取った一本の電話。手掛かりが皆無な故に遅遅として進まない会議の場を、瞬時に緊張が包む。黙って成り行きを見守っていた面々の中、渡辺だけが立ち上がって自ら名乗り出る。
深澤と岩本、二人の間に僅かに漂った不穏を感じ取った渡辺が、目黒の為に。