👨🏻「まあ、別れてくれないのなら仕方ない…
ナムジュナには…
最新技術の手術を受けてもらう」
え?…
しゅ、じゅつ?
🦄「どういうことですかッ」
鼓動が早くなる
👨🏻「実は今この国では、公表はされていないが知能を上げるチップを埋め込む手術が可能になっている」
は?
知能を上げる?
チップを埋め込む?
👨🏻「それの実験台にならないかと誘われていてな」
意味が分からない
自分の息子を
実験台にする?
頭がおかしいにも程がある
🦄「自分のッ息子に、そんな事してッ良いんですかッ?」
👨🏻「あいつは賢いかもしれないが、従順じゃない…私は、扱いにくい奴は嫌いだ」
だからってそんな事する必要があるのッ?
👨🏻「だが…断る事も出来る」
🦄「ッ…」
それならッ
断るべきだッ
👨🏻「君がナムジュンから離れるならね」ニヤッ
それはッ…
でも…
ナムジュナが苦しまなくて済むなら…
これ以上
親や家に縛り付けられてほしくないッ…
ナムジュナが元気なままならッ…
🦄「…分かりました」
👨🏻「よし、物分かりが良い奴で助かったよ
では、手術の件は断ろう」
ごめん…
ナムジュナ…
🦄「それでは…失礼します…」
僕は重い足取りで家に帰った
ナムジュナが幸せなら良いんだッ
ナムジュナがッ…
僕は
ナムジュナのお父さんの家から
歩き続けた先に着いた
どこか知らない公園で泣いた
ナムジュナから連絡が来ているが
今は見る気にならなかった
🦄「ナムジュナッ…ヒックグスッ」
気が付けば
日が暮れていた
僕は
1人で住んでいた家に帰った
明日は会社に行かないと…
浮かない気持ちで
そう思った
あー…
全部忘れたい…
ナムジュナと過ごした
時間も
場所も…
匂いも…
笑顔も…
僕に向けてくれていた顔も
恋人にならなければ
こんな辛くなかったのかなぁ…
僕は
今までも
これから先も
ナムジュナ以上に
愛したいと思う人は居ないだろうなぁ…
コメント
8件
初コメ失礼します!とってもいいストーリーですね!(語彙力なくてすみません
やばい胸がギュウゥゥンって感じです(?)ほびたん優しい … 、お互いがお互いを思ってるんだねㅠ