黄.笑顔が幸せ（長編）

店員「いらっしゃいませ～。こちらへどうぞ～」

お店に入ると、すぐに席へ案内される。

思った以上に、人気があるんだなぁ～

私たちで丁度、満席だ

「人多いね～」

照「そーだな。」

「照くん大丈夫？食べる時、マスクとるでしょ？」

照「あー案外、顔はわかんないもんだよ。大丈夫。」

心配だけど、本人が大丈夫と言っているのなら、大丈夫なのかな。

うわ、これ美味しそう

目を引かれたのは、苺のタルト

期間限定みたいで、すっごい可愛い

照「由衣はどのガトーショコラにする？」

ここには、いろんなチョコがあるみたいで、ガトーショコラにもいろんな種類があった。

「えっ、あー」

私は以前ガトーショコラが好きだと話したから、照くんはこのお店を勧めてくれたんだ。

苺タルトも捨てがたいけど、ここはガトーショコラにしよかな。

私と，照くんは違うケーキを頼んだ

ちょっとお手洗いに行ってくる

と、私は一旦席を外した。

「え？？」

戻ってくると、テーブルには頼んだケーキと苺タルトが並んでいる

「あれ？私、苺タルト頼んでないよね？」

照「さっき、これ見てなかった？」

「え？」

照「すっごい、目キラキラさせて見てたから、食べたかったのかなって」

「そんなキラキラしてた？本当はね、ちょっと食べたかった笑」

照「そーか。ならよかった。食べな、食べな。」

「いただきます‼」