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コメント
2件
もう🤍ワールドに持ってかれてますね🫶️もう大好きです!
やば、、!✨️主さんまじ天才すぎます✨️✨️🩷が🤍に従うのもめっちゃいいですね、!!
⚠️M!LK、3080のBLとなっております。
おとぎ話の「赤ずきん」パロ的なものです。
🔞要素はまったく無いです。
地雷の方は今すぐブラウザバックすることを推奨します。
※パッと見、🤍が優位っぽく見えますが受けで書いているつもりです💧
強気な誘い受けなんだなーと思って見ていただければなと思います🙇🏻♀️
🩷→攻、『』
🤍→受、「」
柔太朗は雨に濡れた捨て犬でも見つけたような、どこか慈しむような瞳で青年を見つめる。
「名前、なんて言うの?」
『あ?..教える訳ねぇだろ。』
その青年は肩を大きく揺らしながら、地を這うような声で威嚇した。
顔は屈辱と混乱で赤く染まり、その鋭い視線は獲物を射抜こうとしている。
だが柔太朗は、にこっと春の陽だまりのような余裕の微笑みを浮かべた。
「あはは、そんな顔しても怖くないよ。……だって、さっきまで僕の首筋に甘えてたじゃない」
『っ..、わかったよ、、…..勇斗…。』
図星を突かれ、勇斗は何も言い返せなくなる。
柔太朗はゆったりとした動作で立ち上がり、ボトムスに付いた土を丁寧に払った。
そして、倒れていたバスケットを持ち直す。
「一人で歩くの、ちょっと寂しかったんだ。だからちょうどよかった。」
柔太朗はバスケットの蓋を閉め、真っ直ぐに勇斗を見つめた。
「おばあちゃんの家までついてきて? お礼に美味しいマドレーヌあげるから」
『ふざけんな。誰が……』
勇斗は吐き捨てるように言い、柔太朗とは逆の方向へ歩き出そうとした。
だが、
「待って」
柔太朗が静かに、けれど透き通るような声でそう言った瞬間。
放っておけないのか、執着なのか、
勇斗の足が、まるで地面に縫い付けられたかのように動けなくなる。
『っ、仕方ねえな…..。』
「んふふ。じゃあ行こう。 」
柔太朗は背後を振り返ることもなく、鼻歌まじりに歩き出した。
勇斗の意志とは裏腹に、その足は勝手に一歩、また一歩と柔太朗の背中を追い始める。
赤色の外套がまるで、逃れられない甘美な道標のように、目の前でひらひらと揺れていた。
深い森の中、奇妙な散歩が始まる。
不機嫌そうに、けれど一歩後ろを律儀について歩かされる、人の姿をした狼。
「ねぇ、勇ちゃんって呼んでいい? 勇斗っていうんだよね。すごく良いあだ名だと思うんだけど。」
『……勝手に呼ぶな。』
「いい名前なのに。勇ちゃん。勇ちゃん」
柔太朗はわざと何度もその名前を口にし、肩越しに意地悪く笑った。
その瞳には、自分の言葉が勇斗を縛り付けていることへの、確かな優越感が宿っている。
『…くそっ、……いつか絶対、喰ってやる…』
後ろで毒づく人狼の声を、柔太朗は心地よい子守唄のように聞き流しながら、さらに深い森の奥へと彼を連行していった。
以上です、、、!
多分続きます。