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⚠️ 意味不明なところがあると思われます。
申し訳ございません。
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私と京ちゃんは、初めてのくノ一教室の生徒ということで一般教養、礼儀、色の種類を教えてもらい、忍たま教室で使われる忍たまの友を使い、忍術や兵法を学び、実技は忍たまと合同で行うことになり、基本時な実技演習をできるだけ京ちゃんと組むことを前提で実技を受けた。
私と京ちゃんは忍たま教室では、クラスが離れてしまった。私は1年い組、京ちゃんは1年は組だった。先生方の配慮で私と京ちゃんは難なく、実技を行うことができたのは幸いだった。
私は元々、忍術や兵法についてはある程度、勉強していたため、そこまで苦ではなかったため、分からないところは、教科担当担任である安藤夏之丞先生に聞いたり、京ちゃんのクラスの教科担当担任である、土井半助先生に聞きに行ったりしていた。
何故、私が安藤先生ではなく、土井先生に聞きに行かせていただくことになったのかと言うと、京ちゃんと一緒に食堂に行くため、は組に迎えに行くと、京ちゃんは忍たまの友を見ながら、首を傾げていた。
どうしたのか、と聞くと、とあるページの「袋返しの術」が理解出来なかったそうだ。分かるが、何故そんなことをするのかが分からなかったそうだ。
「袋返しの術を使うより、五車の術の方が効率がいいと思うんだよね〜。」
京ちゃんは、机にベターっと突っ伏した。
「確かに、どうして袋返しの術を使った方がいいんだろう。五車の術の方が相手に隙を見せればいいのに。」
私がそう京ちゃんの意見に納得すると、だよね〜!と嬉しそうに笑う。
袋返しの術は、相手に味方だと思わせて最後に裏切る。というもので、五車の術は感情の喜怒哀楽を使用する(現代で言うマインドコントロール)ものだ。明らか、五車の術の方が危険を犯すことなく、脱出できる可能性がある。
「1年は組の教科担当の先生に聞いてみたらいいと思うよ?」
私がそう京ちゃんに言うと、京ちゃんは首を横に震る。
「土井先生、たまに怖いからやだ。」
「たまに?」
そう私が京ちゃんに質問すると、首を縦に震る。京ちゃんは少し泣きそうになっていた。
「気が張り詰める、みたいな感じがするの。」
ここまで弱気になっている京ちゃんは初めて見た。余程、その状況が怖かったのだろう。
「私も一緒に職員室行くから、お聞きしてみよう?」
京ちゃんは、うん、と言って私の手を掴んだ。しかし、怖いのか。と私も弱気になってしまう。
「四ノ宮に清宮じゃないか、どうかしたのか?」
教室を除くように実技担当の山田伝蔵先生が声をかけてくださった。私と京ちゃんは意を決して土井先生の話をすることにした。
「なるほど、土井先生が」
「ど、土井先生は悪くないんです!!」
山田先生の次の言葉を聞く前に京ちゃんが力強く言い切った。
土井先生は怖い気を出す前までは、分からないところをわかるまで教えてくださるお優しい先生だと、京ちゃんはつっかえながらも言った。
「わかった、土井先生のことは怒らないから安心しなさい。清宮。」
山田先生に伝わったらしく、京ちゃんは私に抱きついて、泣き始めた。京ちゃんは、これを土井先生に言ってしまったら、土井先生に嫌われるかもしれない、と思っていたから不安だったのだろう。
「それで四ノ宮はどうした?」
山田先生に質問を頂いて、私は、はい、と返事をしてから答えた。
「袋返しの術を使用する理由がわからなくて、私と清宮で話し合っていたんです。それで、教科担当の土井先生にお聞きしたくて、」
私の答えに、山田先生は最初驚いたような表情をしてから、私と泣き止んで私から離れた京ちゃんに優しく言ってくださった。
「私も今から職員室へ向かうところなんだ、一緒に行こうか。」
私と京ちゃんは、山田先生の言葉に「「はい!!」」と返事をして土井先生がいるであろう、職員室へ向かった。
山田先生が先に入った後、私と京ちゃんがあとから入ることになり、私が襖の前で正座し、声をかけた。
「土井先生、1年い組 四ノ宮 結江です。」
「ど、どい先生、1年は組 清宮 京です。」
入りなさい、と土井先生より先に山田先生が声をかけて頂いたため、襖を開けて仕切りを踏まないように中に入る。京ちゃんも同じように職員室に入る。
「えと、どうしたんだ?」
京ちゃんはびく、と身体を震わせてしまい、今にも泣きそうだった。私は土井先生の目から目をそらさないで見つめながら答えた。
「分からないところがあり、質問をさせていただきたく、まいりました。」
私と同じタイミングで京ちゃんも頭を下げる。
「京もか?」
京ちゃんは、か細く、「…はい」と答えた。
土井先生は苦笑いで困っている様子だ。
確かに、この気と言ってもいいのか、分からないが気迫が凄くて目を離さないのが精一杯だ。
祖父はよく言っていた。
自分より強い相手から目を逸らさず、観察する事が相手と対話をする上でも戦闘する上でも大切なことだと。
土井先生自身もわかっていらっしゃらないのだろう。
「土井先生、」
山田先生に声をかけられた土井先生は、「どうしました?山田先生?」と返事をした。
「あんたねぇ、教えたはずだ、教えたはずだ!
生徒を受け止めなさいと!」
果たしてその説得であっているのかが分かり兼ねるが、土井先生は、はっとして京ちゃんを見る。
京ちゃんは土井先生の気迫が収まったことを感じて肩の力を抜いていた。
京ちゃんは土井先生に、謝ってから私と京ちゃんの分からないところを山田先生と一緒にご教授していただけた。
その後、京ちゃんは土井先生にやっと慣れたようで今では分からないところを授業終わりに聞きに行けるほどになった。
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