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― 午前 0:00 ―


まだ外は暗く、太陽の代わりに月の僅かな光が地を照らしている。

真夜中の、本来なら人が寝ている時間…の筈。

そんな時間に、なーぜーかー、電話の着信音が鳴り響く。アラーム代わりに鳴ったそれを手に取り、なんでこんな時間に…と思いながらも応答をする。

「…もしもし?」

『あ、もしもし〜?』

そう電話の相手に向かって言うと、少しの間の雑音の後、そんな呑気な声が聞こえる。

『いや〜…ごめんね?こんな時間に。こればっかりは僕が伝えなきゃ!って思ったから電話したんだけど…。』

「無駄話は結構です。とにかく早く話して下さい…こちらはついさっき貴女に起こされたばかりなのです。」

『はいは〜い。僕も早く寝たいからちゃんと聞いててよ〜?』

面倒そうにしながらもそう言ってくる相手にむっとしながらも、返事を待つと、間を置いてから呟く様に相手は話をした。

簡潔に、なるべく分かりやすく。

「……そ、そんな事がっ…!?」

『うん、間違いないよ。明日、確実に起きる。』

普段とは違った、淡々とした声色。

それがより一層、話された内容に対する現実味をより増している様にも感じて、電話を持つ手が震える。

「これは…困りましたね。情報提供感、謝します。」

(これが本当だったら不味いですよ…こちらが被害を受けるだけではなく、彼女達も…!)

これは不味いと感じた。

…けれど、どうしてもそれが話の内容だけから来るものとはとても思えなかった。


― Ⅰ 翠の幸福と反射 ―

世界は海の様に深く、暗く。 - 北冷のある日の過去

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