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ゆな @誰かの裏垢
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桃視点
ぁ~。面倒……。
俺はゴミな魔法が使える14歳。
「1秒後爆発する爆弾を手にすることができる」
いらなすぎるだろ。そもそも戦うのなんて嫌いだ。
まだタイムリミットが長ければまだ使えただろうに。
ほんとゴミだろ……。
そのせいで「もし間違えて爆弾出したら死んじゃうよね……?」って人が大勢いて、能力を知るとみんな居なくなるんだ。親も気味悪がって逃げた。
そんなもん俺も怖いわ。
そんな危ない魔法なくせに発動方法が簡単なのもおかしいよなぁ。両手を上にあげ、1回手を叩く、これで発動できてしまう。
桃「……能力捨てたいなぁ。」
?「能力?」
桃「……うん。」
?「そっか、」
桃「……俺、能力さえなかったら愛されてたのかもな。」
?「ふーん」
?「俺も能力あるんだ」
桃「そうなんだ」
?「そうだ、聞いてなかった名前は?」
桃「……桃。」
茈「……俺茈。」
桃「茈……かぁ」
茈「なに?」
桃「なんでも?」
茈「ちなみになんの能力?」
桃「1秒後に爆発する爆弾が出てくる。要らんでしょ?」
茈「……俺もさ、魔法嫌いでさ」
茈「……時間停止なんだけど」
茈「小さい頃に悪い奴に捕まって」
茈「現在戦場で働かされてるっていう。」
茈「無ければ危ないことしなくて済んだのにな 」
桃「……ふーん」
桃「現在……?なんで話せて……」
茈「戦場の近くだったから話してみただけ」
桃「……え、まじ」
茈「そう、真横だった」
桃「危な……」
茈「こっちのセリフな?」
茈「こんな小さい子がここに居ちゃ行けない」
桃「14ですが……」
茈「まだ子供だよ」
桃「じゃあ茈は?」
茈「17。」
桃「変わんないでしょ笑」
茈「変わるわ」
桃「17であの戦場いってたの??」
茈「……8歳の頃から戦場に居たよ。」
茈「慣れたくないけど慣れちゃったな 」
茈「……桃が羨ましい」
桃「……茈が羨ましいよ」
茈「いい事ないぞ?」
桃「人に頼られてる」
茈「違う、いい様に使ってるだけだ」
桃「それでもいいよ」
茈「……良くないだろ……。」
桃「そうかな……」
桃「じゃあなんで茈はなんで俺の事羨ましいって……」
茈「いい様に使われたくないんだよ」
茈「ただの駒だと思ってる。要らなくなったら捨てればいいと」
茈「人から逃げたかった」
茈「どうせいいように使うんだろ?」
桃「……俺はいいように使われたかったよ」
茈「ほんと、ないものねだり。」
桃「そうかも笑」
茈「……俺の家来い」
桃「悪いよ」
茈「でも今日の食うもんは?」
桃「ない……けど」
茈「じゃあ決定で。 」
コメント
1件
うわ、これ結構刺さるやつだ……。「ないものねだり」って台詞がめちゃくちゃ響いたわ。桃は「使われたい」、茈は「使われたくない」って真逆の願いを持ってるのに、どっちも満たされてない感じが切ない。最後に茈が「俺の家来い」って言ったとこでちょっとほっこりした。続きどうなるんだろう、めっちゃ気になる🔥