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数日後


後遺症もなく仕事に復帰でき、謝りに行こうと足を運ぶ。すると、明らかに待っている様子の奴がいた。

「三途、本当にごめん。」

「あ、おう、俺の方こそ、、」

言葉に詰まっている所に奥から足音が聞こえる。多分仕事帰りの2人が現れた。1人は調子がいいのか気分良くこちらに向かってくる。もう1人は少し痩せており、明らかに気分が良くないと言わんばかりの表情をしていた。

「あ、春ちゃ〜ん♡気分はどお?」

「見ての通りばっちりだわ。」

「おい蘭、、、って、三途?体調回復したのか。」

「嗚呼、心配かけて悪かったな。」

「本当だよ〜、お礼に何してもらおっかな♡」

は、と疑問の声を上げる前に横にいた奴が間髪入れずに話に割り込んだ。

「あ、兄貴ズルい!俺もお礼欲しい!」

「やだー♡」

確かに迷惑かけたのは事実だしなと思った後、お礼というものを少し考える。

「詫びとして高級な奴奢ってやるわ。」

数秒間沈黙が続き、2人は驚きと歓喜の表情を浮かべて1人は驚きと大きな溜息みたいな不満そうな声を上げた。


「「「 え〜!?/はぁ!? 」」」

「兄貴何奢ってもらう!?」

「落ち着いて竜胆、前高い店見つけたんだよね〜♡」

「絶対経費だろ、、でもその前にあの資料も後あの資料も、、、やる事が多すぎて行けねぇかも、、」


各々いつも通りの反応を示し、安心した。かれこれ愛されてはいけない、愛される人じゃないと思ってきた人生。ただこの場所は俺を認めてくれた。いつもバカにしバカにされてでたまーに協力はするが大概は喧嘩ばかり、だが今は_


「ありがとな。」

「なんか春ちゃん言った〜?」

「言ってねぇ、てか俺の方が上司だからその呼び方やめろ。」

「無理って言ったら〜?」

「拒否権はない。」

「そんな〜、」

「兄貴ここにしよ!DJする所もあるし!」

「てかお前ら仕事どーすんだよ、このままだと赤字いくぞ本当に。」

「あ?知らねーよ、スクラップしとけば金入ってくるだろ。」

「はぁ、、仕事が増えた、、、。」


ただ、薬は今もなおやっているがそこまで被害はない為前みたいな症状は出なくなった。これも認めてくれたお陰だと思うばかりだった。


「じゃー、お陀仏にならなかった生意気なNo.2に祝いの乾杯をしよ〜」

「おいだから俺が上司だっていっ」

「「乾杯〜!!」」

「やっぱりお前ら嫌いだわ。」






____



ここまでご愛読誠に有難うございました!!!!!!!!!!!


これにて完結となります、他のシリーズ物も頑張ります、、、、。


最後におまけがあります。おまけが見たい方はゆっくりスクロールして下さい。そしておまけなんか見たくないわこの野郎(?)って方はばーーーーーっっとスクロールする事をおすすめします。(?)


ではまた!!!!


_____







おまけ。

題名 愛されないもの同士

(めんどいので喋ってるところだけ)


「九井。」

「三途か、今忙しいんだ。悪いけど後で、」

「お前、俺と一緒の悩み抱えてるだろ」

「、、、根拠は?」

「ない。勘だな。ただ長年の付き合いだからな。」

「その勘がもし当たってるとしたら?」

「別にどうもしねぇ、聞き出そうともしねぇ。ただわかったんだ。お前と俺が似てるなって」

「、、、なんでそう思った。」

「、、、天竺にいた時、お前は俺に質問したよな。何で隊長についていくかって。それに答えた時お前は少し寂しそうにしていた。」

「いやただの勘違い、」

「いいや、本当だ。そしてその寂しそうにしたのは2回。さっき言った天竺と俺がまだ灰谷らに言わないでくれって話した時だ。」

「はっ、お見通しかよ。」

「まぁな、」

「おいこれで終わりかよ、」

「言っただろ、聞きださねぇって。ただこれだけは言う。」

「、、何だ。」

「「もし打ち明けるなら俺に言え。絶対助けになる」」

「、!!」

「じゃあな、」

「、、、はは、疲れてんのかな」


おしまい!!!!!!!!

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