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第五話「嫉妬、爆発注意」
シェアハウス五日目の午後。
スタッフから突然のミッション。
📢「“ペア自由デート企画”です!」
🧡「え!?デート!?急やな!」
🩷「自由ってことは、早い者勝ち!?」
💚「なん…だと……」
💜「なぁなぁ康二、俺と行くだろ?飯でもなんでも奢ってやるよ」
🖤「いや、俺と駄菓子屋デートだろ。」
🤍「何が楽しいんだよ!!それ!!
俺もうデートプラン考えた!康二くん、行こっ!」
💛「康二、久しぶりにキャンプとか…どう?」
💙「いや俺とサウナだろ」
💚「ちょっと待て、みんな落ち着けって」
❤「康二、ゴルフまた教えてよ」
🩷「康二と買い物したい!!!」
🧡「え、え、え???」
一斉に詰め寄られる。
🧡「なんで俺なん!?」
💙「え?リーダーだから」
💜「責任取れ」
🧡「なんの責任!?」
⸻
気づけば向井はソファの端。
全員に囲まれている。
💛「最近、俺と話してないよな?
もっと色々話したいんだけど」
💚「昨日、俺の相談途中で寝たでしょ!
続き話したいんだけど!」
💙「コーヒー俺のだけ味薄かった。責任取ってデートしろよ」
🧡「それはたまたまや!」
🩷「洗面所で康二のタオル貸してくれたの俺だけだよね?」
🧡「え、み、みんな?ほんまにどしたん!?」
💜「……ったく」
空気がピリつく。
🖤「はぁ…」
🖤「もう、これって」
🖤「全員、同じ気持ちなんだよね?」
沈黙。
🧡「え、?…」
全員「……」
🤍「あーもう!」
🤍「康二くん、ほんっと鈍い!」
🖤「この天然兵器…」
🧡「兵器!?」
⸻
更にヒートアップしていく。
🩷「俺が一番一緒にいる時間長い!」
💙「いや俺だろ!」
💜「張り合うな!」
❤️「…冷静に話そう」
💚「もうこれは、無理だ。止められない。」
声が重なる。
笑いも混ざるけど、どこか本気。
向井は完全に置いてけぼり。
🧡「ちょ、ちょっと待ってや!」
立ち上がる。
🧡「俺はみんなと行きたい!」
全員『無理!!!!』
🧡「なんでぇ!?」
その顔があまりに困っていて。
思わず、全員笑ってしまう。
💛「……今日は中止だな」
🤍「ワチャワチャ加減も撮れたし…もうええでしょ!!」
🩷「解散っ!!!!」
嵐のような時間が終わる。
向井だけがぽつん。
🧡「まじでなんやったん……?」
──────────────
その夜。
向井がベランダに出る。
少しだけ、落ち込んでいる。
🧡「俺、なんかしたかなぁ」
💚「してるよ」
💚「無自覚にね」
🧡「え?阿部ちゃん!いつのまに!」
💚「康二は優しすぎるんだよ」
静かな夜風。
💚「全員に平等で、全員に近い」
🧡「……あかん?」
💚「いや…」
少し笑う。
💚「それがいいんだろうね、みんな…」
🧡「……?」
理解してない顔。
💚「つまり、そのままでいいんだよ」
🧡「なんやそれ!!w」
肩を小突く。
部屋の中から佐久間の声。
🩷「康二ー!アイス食べよー!!」
🤍「早く!早くー!」
💙「お前の分食べちゃうぞー」
🧡「今行くー!!!」
走って戻る。
阿部は小さく息を吐く。
💚「ほんと、かわいい」
つづく。