脳死の新連載
『君と俺との英雄譚』
頭空っぽにして見ないと歪さがわかり易すぎて死ぬ
ガチで、いつもよりIQが低い
ただの欲望を満たすためだけの枠
細かい設定
従属とは
魔界から人間が召喚する魔生物達のこと
従属契約で結ばれた関係
下から順番にランクが振り分けられている
Eランク スライムやコウモリなど雑魚個体の事、通称「モンスター」
雑魚過ぎてむしろ引くことが少なく、正直言って雑魚中の雑魚
Dランク 犬、虎など個体差が大きく、猫を引くやつも居れば狼を引くやつだって居る。通称「ビースト」
実は結構多く、人類の三分の一くらいがこいつらを引く
Cランク 亜人、獣人など。青拓高校にはここのレベルが一番多い。通称「デミヒューマン」
一般的に亜人よりも獣人の方が強いが、亜人のほうが圧倒的に賢いなど、個体差が激しい
Bランク 精霊や妖精、ドワーフなど、亜人や獣人を乞えて魔法能力に長けたモンスター。通称「ニンフ」
神や悪魔などと人間のちょうど中間の存在
Aランク 吸血鬼や悪魔など、レア度が高い。通称「バフォメット」
非常に強く、悪魔が従属というだけで優遇されるくらい
Sランク たくぱんが位置しているのはここ、本当は召喚なんかには応じない存在。通称「スリロス」
稀に悪魔や吸血鬼が進化してSランクに辿り着くこともあるが、本当に稀、十万年に一度くらい
番外:ドラゴンなどは強いが基本はAランクかSランクに仕えてることの方が多い
召喚ランク的にはAランクくらい
魔王は居るが神は居ない
従属契約とは
六歳の子が受ける従属の儀式を受け、
お互いがお互いを認めあったら結ばれるものだが、
最近は義務だと思っているやつも多く、運で引き当てた実力に見合ってないやつを引き連れてることも多々ある
人間側が意識しなければならないのは魔族は一応従属という形を取ってはいるが
もともと彼らとは対等でならなくてはいけないそして彼らのほうが圧倒的に強いとわかっていないといけない
従属契約を結ぶと、魔族側には契約を結んだ人間側のそばにつくことが義務化される
そして、人間界では従属契約を結んでいない魔族は力を出しきれず
出したい力と出せる力のギャップに自滅することが多々ある
出したい量の魔力の形を変えて体外に排出しているのが魔法
魔法が下手な理由としては魔力量が少ないか魔力の形を変えるのが苦手かの二択
強い魔力に自身の身体が蝕まれてしまうのでたまに高魔力に人間が死ぬ
悪魔とのハーフだったりとかに多い
最上級悪魔とは
悪魔の中でも稀にしか生まれないどの魔族よりも優れた力を持つ悪魔のこと
魔王の素質があると言われ、最上級悪魔は魔王になるものとされている
たくぱんは魔王になんてなりたくなくて、逃げ出した
魔王になるためにと強いられた教育、周りからのプレッシャー、
もはや魔界にたくぱんの居場所はなく、魔王として座ることしかできない魔界が嫌になった
魔界では手足を切ってでも連れ戻せと言われていて、帰るにも帰れない状況
個体魔法とは
魔族がそれぞれ持つ特有の魔法
少し風変わりなものも多く
使い勝手が悪い場合もある
メンバー
名前:はるてぃー(春田 明人) 種族:人間 得意魔法:炎
その他:うたの契約主で、炎魔法の使い手
リーダーシップが強く底抜けに明るい
誰もが羨むような性格
きゅーとは家族ぐるみの中
うたの彼氏
一言:「行くぞたまアリ!」
名前:うた(偽名:御崎 詩) 種族:悪魔(癒) 得意魔法:水
その他:はるてぃーの従属で水魔法の使い手
いいとこの坊っちゃん
口は悪いが優しい、個体魔法はヒール
たくぱんとは幼馴染
はるてぃーの彼女
一言:「ちょっと暴れすぎだって…」
名前:こむぎ(偽名:小室 圭) 種族:吸血鬼(力) 得意魔法:氷
その他:ゆーまの従属。純粋な力比べなら誰よりも強い筋肉お化け
親がたくぱん専属の武術の講師だったため知り合い
個体魔法は肉体強化
ゆーまの彼氏
一言:「行くでぇ!パワーや!!!」
名前:ゆーま(月城 ユウマ) 種族:人間(半悪魔) 得意魔法:毒
その他:こむぎの契約主。ドS
悪魔とのハーフで、個体能力は狙い撃ち
強いけど弱い、そしてビビリ
はるてぃーに助けられたことがある
こむぎの彼女
一言:「ちょっとみんなヤバすぎヤバすぎ!!」
名前:そーザウルス(偽名:灰塚 想) 種族:機械族 得意魔法:錬金
その他:きゅーの従属。機械族というアンドロイドと魔族のハーフのような存在
頭はよろしくない。個体魔法はオーバーヒート
感覚だけで物を作っちゃうので奇天烈なものが出来上がる
こむぎとは友達だった
きゅーの親友
一言:「やってやるっす〜!!!」
名前:きゅー(九十九 麗) 種族:人間 得意魔法:音魔法
その他:そーザウルスの契約主。歌が大好き
頭はそこまで良くない。
エンターテイナーとして生きていきたいと思っている
ゆーまくんはお隣さん
そーザウルスの親友
一言:「まってよみんなぁ〜!」
名前:山田(山田 晴太) 種族:人間 得意魔法:電気
その他:追われていたたくぱんを拾った
たくぱんの契約主
元孤児で苛められっ子
やり返したい、上に立ちたいという強い欲望を抱えている
強い!!!!!!!!!
たくぱんを振り向かせたくてアプローチ中
一言:「おっしゃやったるわ」
名前:たくぱん(偽名:柳瀬 拓人) 種族:最上級悪魔 得意魔法:風
その他:悪魔の中での一級貴族の出、最上級悪魔としての教育、プレッシャーがきつくて逃げ出した
魔王には山田がなってほしいって言うならなろうと思ってる
個体魔法は混沌
山田の従属
世間知らず、ちょっと純情
山田のアプローチに気づかない
一言:「ま、頑張りますか」
プロローグ
俺は親に捨てられていた
物心がついたときには、もう孤児院で
沢山の子供と、先生に囲まれて育った
どうやら俺は他の子よりも魔力が強いらしく、みんなに避けられていた
俺が育った街は、異郷のものに優しくなくて
みんなはきれいな青髪なのに、俺はオレンジで
外からやってきた両親に捨てられここで育てられている俺は、ぶっちゃけ迫害の対象だった
それに、自分で言うのも何なんだが、俺は優秀だった
お陰でいじめられて、生傷が絶えない子供時代
この世界では6才になると、協会で受けることができる、従属の儀を受けなければならなかった
先生は魔力が高く、目立つ上によそ者の俺を儀式に参加させなかった
まぁぶっちゃけるとただの醜い嫉妬だろう
みんなが契約した魔族と仲良くしているのに、俺だけ一人ぼっちだった
周りの誰もが魔族を連れているから、何も連れていない俺へのいじめはますますひどくなっていった
耐えきれなくなった俺は、10の誕生日
外に逃げ出した
もうあれから3年
俺は首都、青拓のスラム街で生きている
実力主義が根強いスラムの暮らしは肌に合い、最初は拙かった暮らしも安定してきた
今日は何をしようかと家と呼んでいる廃墟から這い出る
ザアザアぶりの雨でも、生きるためには動かなきゃいけない
路地裏を闊歩しているときだった
急に生臭い鉄の香りがツンと鼻を刺した
喧嘩かと当てをつけて匂いをたどると、一人の男が腹から血を出して倒れていた
慌てて駆け寄ると男の濡れて艷やかになった黒髪の間から黒い角が飛び出していて
汚れてしまい、わかりにくいが上等だと思われるスーツに、ゴムのような質感の尾
紛れもなく悪魔だった
悪魔、Aランク級の魔族で、高い知能と魔力を有する、世界最強と言っても過言ではない存在
そんな悪魔がなんでこんなところで倒れているのか
浅い息に止まらない出血
傷口を圧迫し、どうにかして血を止めようとするが、とめどなく指からこぼれ落ちていく
すると不意に服を掴まれた
??「たすッッ‥け‥て…」
かすかにだがそういった男の手は震えていて
目は潤み瞳はかすみ始めて意識を失う直前だった
身長からは伺えないほど軽い体を持ち上げ
一直線に家まで走る
どうしてか、見捨てるという選択肢は思いつきもしなかった
ふふ…ネタだけはいっぱいあるもんねぇ
コメント
3件
Prologue から神ってる 🫶️💗 楽しみに待ってます 🫣💕