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次の日、先輩を呼び出した。来てくれるかもわからず不安と緊張でいっぱいである。

「どうしたの…?」

「先輩!来てくれたんですね 」

「…約束は破らないよ」

「あの、それで…伝えたい事があるんです!」

もうここまで来たのだから引き返せない。絶対に伝えるんだ。もう逃げないんだ。先輩は相変わらず虚ろな目でこちらを見つめていた。

「先輩…好きです。心から大好きです」

「それは…恋の方…?」

「はい。でも付き合ってほしいだなんて言いません。先輩には最愛の人がいると分かっています」

「じゃあ、何で…」

自分が付き合えないと分かっていながら告白した理由…それは唯一つだ。

「自分は先輩の彼氏さんと出会ったことはありません。ですが一つ共通点があります」

先輩のはっきりしない目が震えている。

「先輩が好きな事です。彼氏さんは先輩が死んだら悲しむ…いや苦しむと思います。だって自分は先輩が死んだら世界が無彩色に見えるという嫌な自信がありるのですから」

先輩の目からまた涙が溢れた。でも、この涙は何かが違うと身で感じる。

「今の私の世界も色褪せている…私が死んだら和真もこう思うのかな…」

「そう思うと思います。彼氏さん、先輩のこと大好きですから」

「和真…」

彼氏の名前を呼びながら静かに先輩は泣き続けている。今はそっとしておくのが最善だろう。

ただ、これだけは言わせてほしい。

「先輩が死んだら辛くなる人がいるということを忘れないでください」

ぷるぷると震えている先輩をチラリと見た後、自分はその場を後にした。


言いたことは思いつく限り言った。先輩がこれから行きそうな所に心当たりは一つしかない。


▷海岸(Iを見る Cから来た人)

▷海岸(Mを見る DもしくはEから来た人)





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