※本作品とご本人様達は一切関係ありません。
※検索避けのため伏せ字を使用しています。ご理解、よろしくお願いします。
※本作品は曲パロとなっておりますが、作者の個人解釈を含みます。
夏の夜の独特な匂いを身に纏いながら
コンビニへ入店していく。
夜ご飯を買う人が多いのか、
昼間より人が増えている。
窃盗の犯人として顔バレしてるかもしれんから
気をつけよ。
そう思いながら
棚の商品を見つめていると、
″ ガシッ ″
誰かに腕を掴まれた。
さっきよりも素早く脈打つ心臓。
恐る恐る顔を見てみる。
先輩A 「あ、やっぱりshoくんじゃん♡」
sho 「…へ」
先輩B 「なんでこんなところにいんの?
てか今日、学校にも来てなかったよね?」
sho 「せ、先輩こそなんで… 」
先輩A 「ここ俺らの中学があってさー、
遊びに来たんだよね。
てか暇?
俺らといつもみたいに遊ぼうよ♡」
震えて、声が出ない。
何も考えられない。
この先輩たちが俺を玩具としか見てない目にも
慣れてたはずなのに。
先輩B 「なにかたまっちゃってんの笑
ほら、行こ♡」
腕をさらに強く引っ張って来る。
どうしよう。
体が動かへん…。
先輩にされるがままに外に連れ出される。
先輩A 「いつも倉庫だったよね?
今日は特別にホテル行っちゃう?♡」
先輩B 「お、ありあり。Cも呼ぶか。 」
ほんまに連れてかれちゃう…。
助けて…rbr…!
rbr 「shoッッ!!」
名前を呼ばれ、はっと顔をあげると
rbrが走ってこちらに向かってきてた。
sho 「!!rbr…!!」
先輩の腕を振りほどき、
rbrの方に駆け寄る。
先輩A 「は!?おいッ、ちょっと待てよゴラッ!」
rbr 「逃げるぞ!!」
駆け寄った俺をしっかり受け止め、
2人で走り出す。
後ろには困惑しながらも
鬼の形相で追いかけてくる先輩。
昼間に体力を消耗しきった俺達と、
運動部の先輩。
結果は明白で
俺よりも足の遅いrbrが先に捕まり、
助けようとした俺も押さえつけられた。
sho 「くっそ、離せよッ!rbrッ!!」
先輩B 「はいはい、おちついて。
どういう状況か分かってから喋ろうね、shoくん。」
先輩A 「お前、どこのどいつだよ。
変な真似しやがって。
半殺しにしてやるよ。」
sho 「rbr…!!」
″ スッ ″
先輩の表情が一瞬で変わった。
rbr 「こっちのセリフですよ。
早くどいてくれません?」
先輩相手に怯むことなく、
ナイフを突きつけるrbr。
その目は躊躇などを感じさせなかった。
先輩A 「お前だれにナイフ突き立ててんだよ、殺すぞッ!」
rbr 「いいですよ。
その前に俺は貴方の首を切って殺しますよ。」
先輩A 「ハッ、できるわけねーだろお前みたいなごぼうが。」
rbr 「知ってますか?
人って頸動脈切ったら一発なんですよ。
この手を1cmでも動かしたら、貴方死にますね^^」
俺も、先輩も、
黙ってみることしかできない異様な状況は
パトカーのサイレンで終わりを迎えた。
″ ウーッ!ウーッ! ″
先輩A 「チッ、行くぞ。警察はめんどいわ。 」
そう言って立ち去る先輩たち。
さっきまで体にはしっていた緊張が一気に抜け、
地面に座り込んでいると、
起き上がったrbrが
rbr 「俺達も見つかったらまずい。
行こう。走れるか?」
と、手を差し出してきた。
俺はその手を握り雑木林へと身を隠した。
sho 「はぁー…怖かった…」
パトカーのサイレンも聞こえなくなり、
ようやく落ち着くと疲れが一気に体を襲った。
rbr 「大丈夫か?怪我してない?」
sho 「俺は大丈夫やで。rbrは?」
rbr 「ちょっと擦りむいただけ。大丈夫。」
sho 「ごめん、夜ご飯買えなかった。」
rbr 「そんなこと気にすんなって。
今日はもう寝よう?」
sho「うん…」
草の上で横になる俺とrbr。
さっきよりも星は濃く輝いていた。
sho 「…ありがとう、助けてくれて。」
rbr 「ん、」
sho 「…やっぱ、お前のそういうところ好きやわ。」
rbr 「…」
返事がない…。
やっぱり気持ち悪いよな。
そう思いながらrbrの顔を横目で見ると、
″ スー スー ″
sho 「ねてるやん…」
規則正しい寝息がrbrから聞こえた。
せっかく愛を伝えてあげたのに。
まぁでも疲れるか。
…俺も寝るか、。
そしてやっと濃く長かった1日が終わりを向かえた。
今日、私活動1周年記念日です。
誰か祝ってほしいなぁ…🥹
『せんたくばさみのリクエスト部屋』⇨リクエスト、受付中
(❤️240いってなくて次の話出せないので、❤️ください…🥹)
コメント
4件
先輩もキッシェーのまじか… rbrさんが怯まずにshaさんのこと助けるの愛感じて好き🫶🏻💞 続き待ってるぜ!!! 活動1周年おめでとおおおお!!!
一周年!おめでとうございます!