/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
※この作品とご本人様達は一切関係ありません。
※検索避けのため伏せ字を使用しています。ご理解、よろしくお願いします。
※本作品は曲パロとなっておりますが、作者の個人解釈を含みます。
rbr 「んー…もうちょっと左…」
sho 「ぐぎぎぎぎ…ちょ、まだぁ…？」
rbr 「あともうちょっと…取れた！！」
″ ﾄﾞｻｯ ″
sho 「はー、まじ重かった…。お前身長の割に重すぎやろ。」
rbr 「失礼やなぁ！
じゃあ、shoがセミ取ってなんて言わなきゃよかったやん。」
sho 「クマゼミやぞ！？
レアなんだから取らなきゃ損だろ！」
rbr 「何言っとんねん、虫も触れん雑魚が！！
もう…はい、これ。」
sho 「うおー！やっぱかっけぇクマゼミ！」
小学生のように目を輝かせるsho。
朝起きてやることがなく、
２人で森を眺めていたら
クマゼミがいると騒ぎだした。
しまいには取れ、と。
しかも取っても自分は触らず眺めるだけ。
sho 「お前よく触れんな。」
rbr 「別にキモくないやろ、噛みもせんし。」
sho 「キモいやろ。」
rbr 「はぁ！？お前さっきかっこいいって…」ｸﾗｯ）
sho 「…どした？」
rbr 「いや、ちょっと目眩しただけや。」
sho 「熱中症？」
rbr 「かもしらん。」
熱中症になるのは無理もない。
朝から湿度が高く、温度も高い。
太陽もめっちゃ出とるし…。
sho 「水いるか？」
rbr 「いや、大丈夫。
それより、そろそろ駅いかん？
ここで問題起こしすぎて警察に目つけられとるかも」
sho 「そうやな。…行くかぁ…！」
そうしてまだ太陽が完全に登り切っていない空の下を
２人で慎重に歩いていく。
rbr 「…OK。誰もおらんわ。」
なるべく人通りの少ない道を選び、
進んでいく。
sho 「なんかスパイ映画みたいやな。」
rbr 「何呑気なこと言ってんねん。
見つかったらめんどいことなるで。」
″ ﾄﾝﾄﾝ ″
rbr 「…？」
肩を軽く叩かれ、後ろを振り返る。
警察A 「君たち…ここらへんの学校の子じゃないよね？
何やってるの？
もう学校始まってる時間だよ？」
rbr 「え、あ、あの…えーと…」
どうしよう、頭が真っ白だ。
うまく考えをまとめられない。
暑さのせいか、緊張のせいか。
sho 「…走るぞ、rbr！！」
shoの言葉で一気に現実へと戻る。
shoに手を引かれ、駅の方へと走っていく。
警察B 「君たち！待ちなさい！！」
後ろから聞こえる警察官の怒鳴り声。
sho 「やっべぇ~笑」
それに煽りをいれるようなshoの笑い。
この状況の異常さに気付けないほど、
体力が限界な俺。
すべてが現実でないような、
白昼夢のような。
sho 「！！あれに乗るぞ！！」
駅のホームを突っ走った俺達を待っていたかのような電車。
俺達が乗り込むと警察も駅員もおいて出発した。
rbr 「はｯ、ははｯ…、よかった…」ｸﾞﾗｯ）
眼の前が揺れ、
立ってることすらままならなかった俺はその場に座り込んだ。
sho 「！？rbr！？大丈夫！？」
rbr 「う、うん…なんとか…。」
明らかに異常な俺の様子を見ても、
誰も助けようとしない大人たち。
わかってるよ。
今まででたくさん学んできた。
sho 「次の駅で降りよう。 次は…。
！rbr！！次海あるとこだ！」
rbr 「ほんま…！？よかったわ…。」
数分、電車に揺られ着いた場所は、
今までの人生を忘れさせるくらいの
ただただ青く、
広い海が広がっていた。
sho 「わぁぁぁ…！海や…！」
俺の体を支えながら、
海の綺麗さに呆気に取られるsho。
rbr 「綺麗やな…。」
sho 「うん…。あ、木陰に移動しよ。」
rbr 「ありがと。」
俺を支えながら誰もいない公園の木陰へと移動させてくれた。
sho 「体調大丈夫か？」
rbr 「だいじょーぶ。」
sho 「水は？買ってくるけど。」
rbr 「いや、いい。」
sho 「ほんまに？水あったほうが」
rbr 「側におって、」
sho 「…わかった。」
照れてるような、嬉しそうな。
そんな顔をして、俺の隣に座ってくれた。
海は綺麗だったけど、
別れが近づいてると思うと、
少し寂しくなる自分もいた。
完結まであと２話…。
楽しみにしていただけると嬉しいです🫠
✦次回作のリクエスト募集✦
①相棒 （軍パロ）
②四流 （曲パロ）
数字だけでも構いませんので、たくさんのリクエストお待ちしております🙂↕️
期日は今週の日曜までです！（もしかしたら延びるかも…）
『せんたくばさみのリクエスト部屋』⇨リクエスト、募集中
コメント
4件
あと2話...ｯ！？ぐぅ、...完結できるのが羨ましい...（（ rbrさんが一人になったらどんな感じになるのか気になりますね...🤔💭 ｯｯｯぱ①の相棒がみたいっすね...✨️
うわぁ……もう2話で完結……！？ カウントダウンが……😭😭 rbrさんがshaさんいなくなっても大丈夫なのかだけがただ不安…😓 個人的には1の相棒が…！！！✨
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ