テラーノベル
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翌朝――
❤「翔太……許して……ごめんなさい」
💙「……」
❤「昨日の記憶は、はっきりしてます」
❤「俺は最低です」
❤「なんでもします……」
❤「だから……嫌いにならないで……」
震える声。
俯いたまま、涼太はぎゅっと拳を握っている。
💙「……顔、上げろ」
❤「……っ」
ゆっくり顔を上げた涼太の目は、少し赤い。
💙「俺が、いつ嫌いになるって言った?」
❤「……え?」
💙「謝る前にさ」
💙「ちゃんと、俺の話も聞け」
そう言って、涼太の手首をそっと掴み、
自分の隣に座らせる。
❤「……翔太」
💙「昨日、」
💙「一日楽しかったよな?…」
❤「うん、でも……」
💙「あの夜だけが全てじゃねえから」
❤「……」
💙「それはまたリベンジ……な?」
❤「……うん」
涼太は、静かに涙を溜める。
翔太は少し照れたように視線を逸らしながら、
低い声で続ける。
💙「……むしろ」
💙「昨日は…知らない涼太の顔がたくさん見れて嬉しかった。」
❤「……っ」
❤「翔太……」
💙「“なんでもします”とか言うな」
💙「そういうのは、俺の前だけにしとけよ?」
❤「……はい」
小さく笑う。
❤「翔太優しすぎるよ…」
💙「涼太だから、だ」
その一言に、
耐えきれず涼太の目から、ボロボロと涙がこぼれる。
❤「……大好き、翔太」
💙「……知ってる」
そう言って、涼太の頭に手を置き、
くしゃっと優しく撫でた。
💙「ほら」
💙「朝飯、行くぞ」
❤「……はい」
💙「ちゃんと起きて、ちゃんと笑え」
💙「それが一番だ」
涼太は、少し照れたように笑って頷く。
❤「……隣、いいですか?」
💙「今さら何言ってんだ」
朝の空気は静かで、穏やかで、
昨夜よりもずっと、あたたかかった。
おわり。
コメント
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ほんっとに楽しみにしております😊

この物語ずっと続いて欲しい😍😍😍