◇◇◇◇◇
本日、異世界48日目!
朝起きてとんでもない事件が発生していた!
レイラさんが涙を浮かべながら、僕を見つめていた。
最初は、なぜそうなっているのかがわからずに、僕は呆然としていた。
僕が油断したのがいけなかった?
レイラさんに敵意がなかったので、まったく気がつかなかった!
まさか、こんなことになるとは……。
時は遡り、本日明け方のこと。
僕とレイラさんは同じベッドで密着して就寝。同じくらいの時刻に眠りにつく。
ここまではOK。
そして、明け方、レイラさんが僕より先に目を覚ます。そして行動を起こした。
僕は裸のレイラさんと密着していたせいなのか、朝勃起状態でぱんぱんになっていたらしい。
レイラさんは、それを触って、昨日のお風呂での出来事を思い出す。
みなさんが美味しそうにしていたことを。
レイラさんは、僕のパンツをずらして、逸物を露わにしたのちに、思いっきりそれを咥えた!
だが、あまり美味しくない。
次に、咥えたものを口の中でペロペロペロペロ舐め回す。
まだ、美味しくなってこないが、ちょっと気分が乗ってきた。
途中から僕が身悶え始めたそうだが、お構いなしで、ペロペロペロペロ舐め回していた。
僕の反応を見て、だいぶ気分が乗ってきた。
ペロペロ舐め回す。
気分上々!らららららららら!
ペロペロペロペロ!
そして、ついに僕の逸物が暴発!
レイラさんは、それをゴクゴク飲む!
味はすごく苦かった!
そして、飲み干すと同時に気絶!
ここから先は、ご存知の通り、白い部屋で神様の登場である!
ただ、いつもと違うのは、レイラさんの母親が亡くなる直前に神様に会っていることと、それを踏まえてレイラさんに遺言していたことだった。それをレイラさんは神様から聞いた。
母親が言っていた奇跡が起こったことを理解した。
そうなるとこの事件は必然なんやろか?と思ってしまった。
そして、時を戻そう。
レイラさんが涙を浮かべながら、僕を見つめていた。
<レイラがなかまにして欲しそうにこちらを見ています。
なかまにしますか?>
朝から展開が早すぎるわ!
「レイラさん!神様に会ったんですね?」
「はい、会いました。不思議な感覚でした。お母さんからの伝言も聞きました。嬉しかったです。」
「そっか。もう隠す必要がないね。僕たち、黒の軍団ってそういうつながりがあるんですよ。
ちょっと異常でしょ?笑。」
「はい、ビックリしました。」
今までの経緯をレイラさんに聞く。
「なるほど。レイラさん、想定外のことが起こってるんで、一度みんなのところに行きましょう!」
僕とレイラさんは、服を着てからみんなの部屋に行く。
「みんな!おはよう!ちょっと聞いて欲しいことがあるんやけど!」
さっき聞いた話をみんなにも聞かせる。
みんなもレイラの行動に驚いてる。
「レイラも思い切ったな!ほんで、ユメ!まだ契約してないんか?」
「それなんですけど、契約はするつもりです。
ただ、一旦連れ出して、外で契約した方がいいと思うんですよ。いきなり、ジョブが変わってるのがバレるとよろしくないような気がします。ここは念を入れて。」
「わかった。ほな、どうやって連れ出すつもりや?」
「そこは強引に行こうかなと思います。」
「そうか。わかった。」
「レイラさん、契約は後でちゃんとするんで、心配しなくていいです。」
「はい、お願いします。」
それから、僕たちは別室で朝食を摂っている。
そこに、お願いして丞相を呼んでもらった。
「ユメ殿!お呼びですか?」
「ホセさん!ありがとうございます。僕たちは、今日からトニナダンジョン攻略に向かうので、一時ここを離れます。数日後には戻ってくる予定ですが。
ちょっと、言いにくいのですが、レイラさんのことなんですけどね。
ものすごく気に入ったので、一緒に連れて行きたいんですが。もう、彼女がいない夜は考えられないというか。どうか、了承いただけませんか?」
「そうですか。そんなにお気に召しましたか。レイラ様は箱入りのため、普段は外出禁止となっておりますが、ユメ殿の頼みとあっては、仕方ございませんな。
いいでしょう。私から帝王様に許可をとっておきましょう。ただし、外出先でレイラ様が王女とわからないようにお願いします。バレたら、一大事になりますからな!」
「了承ありがとうございます。いやー、レイラさんと離れなくて済むと思うと安心しました。」
「レイラ様をよろしくお願いします。
レイラ様!出発前に私のところに来てください。外出の準備をしますので。
では、私はこれで失礼します。」
ホセさんは、早足で去っていく。
たぶん、帝王様のところやろね。
なんとか、うまくいったな!
レイラさんには、先に冒険者登録してもらおう。トニナダンジョンにも一緒に行ってもらわないといけないからね!
だいぶ、昨日の計画と変わったけど、レイラさんのお母さんの遺言でもあるし、僕的には結果オーライかな?と思った。
◇◇◇◇◇
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!