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最近スプランキーにどハマりしてるんですねぇ。

Jevin君が最推し

スプランキーのやつとかも書こうかな…


あ、今回はナチ日帝です

NLです

でもまだナチ日帝要素は無いでしょう

少しずつナチ日帝にしてくので











日が落ち辺りが暗くなる頃、イタリア王国と大日本帝国はポーカーで賭けをしていた。机には各々の硬貨や紙幣が積み重ねられている。二人とも相当な自信があるのか、多くの金を賭けていた。


「ふふん、日帝、そんなに沢山の金を賭けて大丈夫なんね?君はゲームに弱いって聞いてるけど」


「なんだって?私には今ツキがきてる。賭け金を減らすなら今よ、イタ王? 」


「凄い自信なんね。それじゃあ君の実力を見してもらおうか」


2人は机に自分の手札を広げた。

イタ王の役は8とJのフルハウス。なかなか強力な役だ。見え透いた勝利に笑みを浮かべるイタ王だが、すぐにその表情は曇ってしまった。

そう、日帝はハートのストレートフラッシュ。強さはフルハウスを超える。

驚きで口をあんぐりと開けるイタ王をチラリとみてから、日帝はにんまりと笑って机の上の金を全て手繰り寄せた。

すぐに気を取り戻したイタ王が反発した。


「酷いんね!ストレートフラッシュなんて…ずるいんね!絶対不正だ!」


「ふん、なんとでも言いなさい。これが負け犬の遠吠えってやつね」


そう言いながら日帝は煙草に火をつけた。


「ナチに言いつけてやるんね!」


「へぇ?ホントに言うつもり?…アンタ、先輩から賭け事禁止されてたのよね?そんなこと言ったら、アンタきっとタダじゃ済まないわ」


日帝の言う通り、2人のボスであり友人のナチス・ドイツ、通称ナチスは、イタ王の賭け事好きに手を焼いていた。仕方が無いので、彼はイタ王へ賭け事禁止を言い渡した。

しかし、イタ王は日帝に強く頼み込み、1回だけという条件でナチスに内緒でポーカーの相手をしてもらったのだ。


「ま、私は不正なんてしてないし」


悔しそうに唸るイタ王を横目に、日帝は煙草をふかす。

と、その時、部屋を誰かがノックした。ナチスだったらまずい。2人はバタバタと机に広げられたトランプを片付けた。そして、何事も無かったかのように、ノックをした人物を中へ通した。


「失礼します」


そう言って入ってきた人物は礼儀正しそうな青年だった。ナチスではない、そう2人は安心した。


「僕達になにか用なんね?」


「はい。ナチス・ドイツ様が2人へ来るように、と…」


一見冷静に見える青年の顔だが、何だか混乱や焦りのような感情が見て取れる。何かあったのだろうか。日帝は吸ったばかりの煙草を押し潰して、立ち上がった。






「あー、嫌な予感がする」


日帝は、廊下をイタ王と並んで歩きながらそう呟いた。


「僕もそんな気がするんね…」


「私、煙草臭くない?」


「なんでそんなこと聞くんね?」


「ほら、あの人煙草嫌いだから」


ナチスは大の煙草嫌いであることでも有名だった。煙草を吸っている人へ「吸うな」とは言わないが、とてつもない圧を向ける。その圧を向けられた人は、怖気づいて煙草をすぐに消す。

でも唯一、日帝にだけは注意をしてくる。近しい人だからなのだろう。


ナチスのいる部屋の入口まで行くと、心なしかその扉から禍々しい雰囲気が感じとれる。


「あー…日帝から入ればいいんね!」


「はぁ?!なんで私が」


「まぁまぁ、いいからいいから!」


こんな調子のイタ王に軽く呆れながら、扉をノックする。


「入ってくれ」


ナチスの声が聞こえ、日帝は扉を開けた。


「失礼しま…って、あれ?」


日帝の素っ頓狂な声に、イタ王が反応する。


「…どうしたんね?何があった…ん?」


2人がそんな反応をしたのは理由があった。部屋には誰の姿もないのだ。いつもなら、部屋の中央にある椅子に座っているはずのナチスは見当たらない。


「先輩?どこにいるんです?」


「ナチが消えちゃったんね!早くみんなに伝えた方がいいんね!」


「…おい、お前達」


よく見ると、小さな子供が椅子に座っていた。周りのものが大きくて、見えにくかったのだろう。

2人はその状況が飲み込めなかった。


「え、なんで子供がいるんね? 」

「ねぇ僕、なんでここに?家族はどこ?」


その子供はギロ、と睨んで言い放った


「俺を舐めるなよ…ボスの顔を忘れたか?ナチスだ」


「…へ?」


続く(飽きちゃった)

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