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せんせい。

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せんせい。

7 - 恋人

♥

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2025年02月06日

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sha「…?」

rbr「ね、付き合お?約束じゃんか!」

戸惑う俺の手をぎゅっと握ってまたそう言う

sha「…その…嫌ではない、けど…でも…」

先生と生徒が付き合うことは現実であってはダメなことは分かっているけど何故だか

俺はそんなに嫌じゃない…でも、何かわからないモヤモヤとしたものが俺の心の中でぐるぐる渦巻く

rbr「嫌じゃないなら俺たちカップル成立だな、これからよろしくねsha♡」

そういうと軽く俺の唇に口付けする

sha「…!?!?」

「先生…!!いくら恋人でも段階っていうものが…!!!!」

頬を真っ赤に染める

rbr「付き合ってくれるってことでいいんだな。」

sha「不本意ですけど…まあ事実上はそうなるのかもしれないですね…!!」

rbr「んふふ、嬉しいありがとう」

先程まで握っていた手を離して俺にハグをする

sha「…⸝⸝」

rbr「もう暗いな、補習する時間もないしshaも早く帰らないとだろ?」

sha「…ぇ?あ、あぁそうですね。俺もそろそろ帰ろうかなぁ!」

事実をまだ受け止めきれない俺は慌てて返事をする

rbr「俺が送ってやろうか」

sha「え、いやでもrbr先生まだ仕事あるんじゃ…」

rbr「今日は俺も仕事終わり!!ちょっと早いけど帰ろうかな」

sha「わざわざ俺のためにありがとうございます…」

rbr「んふふ、いいのいいの。ほら早く車行こ」

sha「…あはい!」

早足で階段をおりるrbr先生について俺も早足でrbr先生を追いかける


sha「前も思ってたけどrbr先生の車の中いい匂いしますよね」

rbr「最近車の芳香剤変えたからな〜

shaの気に入る匂いでよかった、またこの車でデート行こうな♡」

sha「…気が早いですよ。」

rbr「shaもいい匂いするよな、金木犀の匂いがふわっとするというか…」

sha「多分柔軟剤の匂いです俺もこの匂い結構好きなんですけど、やっぱり慣れてきちゃうと匂わなくなるものですね」

rbr「んふふ、そうだなぁ」

そんな会話をすると車を発進させる

ガタンガタン、そんな振動が心地よくていつの間にか夢に落ちてしまう。

rbr「…そういえばさー」

「…」

rbr「…sha?」

… 


あぁ、寝てるのか。

俺はそれに気づくと後部座席にあるブランケットをshaに掛けてやる

しかしshaと付き合えちゃうとはな〜…

先生と生徒。この関係がまた俺の興奮を引き立たせる

どんどん話していくうちにshaの色んな表情や行動が見られて俺は毎日学校へ行くことが楽しみになっていた

最初こそ、無口で愛想のない男の子だと思っていたものの何となく話していくうちにどんどん興味が湧いていつからかshaのことを好きだと思うようになっていた。

でも教師と生徒、あってはならない関係なのはわかっているだからこそ俺はこの事実を死ぬまで隠し通さなければならない。shaを守るためにも自分を守るためにも。

俺の隣で気持ちよさそうに寝息を立てるsha。絶対にこの表情を奪ってはならない

shaの家の前に着くと車を停める

rbr「sha〜、お前ん家着いたぞ起きろ」

体をゆさゆさと揺らす

sha「ん〜?あぁ、ありがとぅ…」

眠そうな目を擦りながら言う

rbr「ふふ、明日もちゃんと来るんだぞ」

sha「来るよ」

眠たそうな声でそんなことを言う

sha「じゃぁねせんせー」

shaを玄関まで送ると手をひらひらと振りながら俺を見送ってくれる

rbr「じゃあなsha〜」

ガチャリと玄関の扉が閉まればそれと同時に玄関の灯もパッと消える

そして俺はまた自分の家へ車を走らせる


sha「んぁー…まだ眠。」

rbr先生の車で送って貰っている間に眠ってしまったらしい。

もっと話したかったのになにやってんだ俺…あ!!mine交換しとけばよかった…!!

明日古典ないし先生と会えないかもー…

別に先生のこと本当にに好きとかじゃないけど先生のことを想う。それと同時にああしておけばよかったあれは余計だったかななどネガティブ一人反省会が始まる。

…まあいいや明日早く学校行って先生と話そ…

時刻は20:42

夜ご飯、もう遅いし今日は食べないでいいかな…

今日は帰る時間がかなり遅くなってしまった。もう疲れたし、なんだが体が熱い気がするので早く風呂に入って寝るとしよう

フラフラとした足取りで風呂場に行き髪を洗い身体も洗うと湯船に数分浸かりすぐにベッドへ直行する。

テスト疲れかなぁ…頭いてぇ…

熱があるかもしれないと思い体温計をリビングから取ろうと思うがそんな気力も湧かない。仕方ないのでいつもより早めに寝ることにした


ピピピ……

朝になると昨日より体調の悪さが悪化していた。

今日休むしかないかなぁ…取り敢えず熱を測ろう。そう思いぐにゃりと歪んで見える階段をスロープ頼りにゆっくりと降りていく。リビングの薬箱の隣に体温計が置いてある。

…えーと…あぁ、あったあった。

体温計をとるついでにペットボトルの水と氷枕を持ってまた2階の自室へ向かう

水を少し飲むと体温計を脇に挟み

測り終わるまでじっとして待つ

ピピ…

38.2°

えぇ…思ったより熱ある…

学校に連絡をしないといけないので

スマホを手に取り、電話をかける

「はい、○○高校です」

sha「2年2組のshaです、熱が出たので今日はお休みさせていただきます」

「sha?熱出したのか…」

どうやら電話の声の主はrbr先生のようだった

sha「あぁ、rbr先生だったんですね…」

「ごめんなさい、頭が回らなくてきついのでもう切ってもいいですか…?」

rbr先生ともっと話したい気持ちは山々なのだがどうにも身体がきつくて話せそうにない。

rbr「無理させてごめんな…今日はゆっくり休めよ」

そう言うとぷつん、と電話が切れる。

ぼんやりとする視界が頭が…ぐにゃりと歪むような、そんな感じ。

明日には治ってるといいなぁ…









変なとこできるごめん

ウツショピ 会社上司パロ

コネショピ上司パロ

どっちかで書きたい‼️コメよろ

リクエスト受け付けます‼️

rシーンありでも大丈夫です‼️

地雷表はwrwrdリクエスト募集のところにあると思うので見て頂けると幸いです
































































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