💚「めめ」
🖤「ごめん、ごめんなさい。阿部ちゃんにばっかり我慢させて。いつも言ってくれてたのに、俺なんにも聞かないで…」
💚「そうだね、俺めっちゃ寂しかったよ」
🖤「うん…」
💚「なんで俺だけいつもイイコでいないといけないのかなって思ってた」
🖤「…本当にごめんなさい」
今までの事を思い出して小さくなって謝るしかできない俺を困ったように笑って、阿部ちゃんは一呼吸おいてから言った。
💚「さっき、ふっかから連絡あったんだ」
🖤「え?」
心臓が大きく1つ鳴った。
💚「ふっかから連絡あった」
🖤「…ふっかさん、何て?」
動揺しているのが顔に出ているのかも知れない。阿部ちゃんはまた眉を下げて笑っている。
💚「迷ったら、いつでもおいでって」
🖤「……」
💚「でも、めめがちゃんと気付いてくれたから行かないよ」
安堵と自分のしてきた事への後悔で目頭がぼうっと熱くなった。
🖤「…阿部ちゃん、会いたい」
💚「いいよ」
俺が行こうとしてたけど、阿部ちゃんはそれより早く
💚「すぐ行くね」
と言って通話を切った。
コメント
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夜中の深澤の電話に出ても大丈夫でよかった…笑