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機械音痴な人間
23
桜咲かな
609
#学園
大正
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放課後になり、生徒たちがパラパラと教室を出ていく。
「かっらおけーかっらおけ〜」
どうやら蒼生はご機嫌らしい。
そんなにカラオケが楽しみなのか? 一昨日行ったばかりだというのに。
(まぁ、俺も行きたくなってたし人のこと言えねぇか)
俺たちは学校を後にすると、そのままカラオケへと向かった。
「うわっ、学生多っ」
蒼生は店内に入るなり、そう呟く。
確かに、店内には溢れかえりそうなほどの学生がいた。
集団で押し寄せてきたのだろう。
「こういう集団って、受付なのか会計なのか分からなくて焦るよな」
「そ、そこ?」
受付が空くと同時に、俺たちはすかさず滑り込んだ。
「ご予約されてますか?」
「いえ」
「でしたら二時間待ちとなりますが……」
長。俺は思わず目を見開いた。
これはさすがに、他のカラオケ店に行くしか……
そう思った直後、蒼生は間髪入れずに口を開いた。
「あ、じゃあ待つので、その時に予約して貰えますか?」
(コイツ案外出来るな)
コメント
1件
お疲れさま〜、とんこつさん!🥀 第4話、読み終えたよ。 蒼生くんの「かっらおけー」ってハイテンション、可愛すぎて笑っちゃった。ああいう無邪気なノリって、日常にすごく彩りをくれるよね。 そして受付で「じゃあ待つので」ってサラッと言える蒼生くんに、主人公が「案外出来るな」って思うところ、すごく分かる。普段は自由奔放なのに、ここぞでちゃんと動けるギャップがたまらない。 2時間待ちって聞いて思わずヒヤッとしたけど、その後の蒼生くんの対応で一気にほっこりした。 とんこつさんの描く、この空気感、すごく好きだよ。続き、楽しみにしてるね🌙