コメント
1件
両思いだと思うはー
おはようございます!こんにちは!こんばんは!ぺいんとでございます!
日常高校に通っていて、体育委員の委員長をしています!
そして今日も委員会!頑張るぞ!
し「最近体育館の倉庫の使い方が悪くなってきています…!」
こいつは副委員長のしにがみくん!
いつもふざけてるのに委員会だけは真面目にするんだよなぁ笑
し「1部の人たちがもう少し綺麗に倉庫を使ってくれれば、後片付けもスムーズにできるし
先生たちも授業がしやすくなると思います…!それに自分たちの成績にも────」
こんな感じで毎回委員会進めるからいつも気まずくなる。
しかしこの副委員長……顔がかわいすぎる………!
小さな顔、膨らんだ頬、大きな目。
そして……長い前髪………目が見えないくらい長い……
ぺ「可愛い顔してんのにもったいねぇよなぁ………」
し「ん?ぺいんとさん!ちゃんと聞いてるんですか?」
ぺ「聞いてますぅ」
冷たい視線を感じたが、それを無視するように俺は話し合いを進めた。
キーンコーンカーンコーン
やっとしにがみくんを眺めるだけの委員会が終わった……!
ぺ「これで委員会を終わります」
そーいえば言ってなかったけど昔から俺はしにがみくんのことが好きだった。
好きなところは?って聞かれたら、委員会を真面目にやってるところって答えるだろ~なぁ笑
俺としにがみくん1つ離れてんだけど委員会に入ってきたとき、真面目すぎて
びっくりしたもんね笑
先生『じゃあ今から自己紹介していくか!委員長から順番によろしく!』
ぺ『委員長のぺいんとです!よろしくお願いします!』
自分の番が終わり、しにがみくんの番になる。
し『副委員長のしにがみです!よろしくお願いします!』
委員の皆が自己紹介を終え、委員長の俺が今後の活動や仕事内容について説明をしていた。
ぺ『体育委員では、体育祭の準備やお昼のレクリエーション、アルミ缶回収などの
呼び掛けや手伝いを行います』
し『あのー…』
ぺ『ん?なに?しにがみくん』
し『ここを────』
そう言うと、次々と案を出し始める。
あれ………こいつってこんな真面目だったっけ?
雰囲気も変わった気がする…。
そんなことを考えていると、いつの間にか下校の時間がきていた。
ぺ『これで委員会を終わります』
帰る準備をして、いつも通りしにがみくんを誘った。
ぺ『しにがみー!一緒に帰ろうぜ!』
し『はーい!』
そう言いながら笑顔で俺に駆け寄ってくる。
その笑顔が可愛すぎて毎回ドキッとしてしまう。
し『じゃあ僕こっちなんで!また明日!』
ぺ『おう!気をつけて帰れよー!』
今日のしにがみくんも可愛かったな~。
でも…なんだろう……委員会をしてるときのしにがみくんを見てるときが
一番ドキドキしてたな…。
真面目なしにがみくん珍しいし…
もしかしたらそーいうところが好きなのかもな…。
そう思った時から委員会の日は自分にとってしにがみくんを眺めるだけの会
みたいなものになっていった。
ピロン♪
ラインの通知音だ。
し(ぺいんとさーん!明日の委員会倉庫の掃除しませんか?)
ぺ(オッケー)
し(じゃあ倉庫集合でお願いします!)
ぺ(はーい)
一瞬ドキッとしたけど…なんだ、委員会のことか……まぁいいや!
明日しにがみくんに会えるし♪
~次の日~
ぺ(ごめん!今日学校行けない……)
し(どうしたんですか?)
ぺ(熱が出ちゃって…)
委員会がある日に限って…最悪だ……。
し(そうですか……なら仕方ないですね……!しっかり休んでください!)
ぺ(ほんとごめん……)
し(大丈夫ですよ💦ぺいんとさんのせいじゃないですから!)
しにがみくんは優しいな…。
し(ではお大事に!)
ぺ(ありがと)
会えない悔しさと、タイミングの悪い体に俺は呆れてしまった。
そしてその日の夕方、次の委員会も掃除をすることになったと報告が入った。