side らっだぁ
「わかりました、あなた達には試験を受けてもらいます。」
神様はそう言って姿を現した
「自己紹介が遅れました。ほにゃらー村の守護神です。ほにゃらー村の方たちはこの木を神様が宿るとされている木と、祀っています。その木に宿っている神が私です。」
「じゃあ、あなたが情報を持っている可能性が、」
「全員とまでは行きません、私が持っているほにゃらー村についての情報は、ここへ来た者のみです。」
白いきりに覆われた空間も、
1部だけ俺たちがいた外の景色に変わって
神様はそこを見つめている。
「えーっと、それで試験ってなんの試験なんすか、?」
「嗚呼、それは、ある洞窟にはどんな病も治す水がある泉があると言われています。ですが、そこにはたくさんのアンデッドがおり、戦闘力のない人ではそこへ行くことが難しいのです。」
神様はある洞窟の映像を流して言った
「あなたたちは国の頭領や幹部と言いました、あなた達には、病を治す水を取ってきて欲しいのです。ですが、」
神様は俺たちを見つめながら、
暗い表情をする
「この洞窟に入ってしまえば、それが最後の人生となるかもしれません、なんせこの洞窟にいるアンデッド達は死んでいるため、倒すことができません、倒すことの出来る人といえば、しにがみやぺいんとという人物、もしくは泉までたどり着けば、その水をアンデットにかけることでアンデッドは消滅します。ですが、泉にある水は限りがあり、少量しか使用することはできません、」
神様はまたしばらく間を開けて言う
「それでもあなたたちは仲間を救うために、その人の情報を手に入れるために、命をかけてこの泉の水を手に入れてくれますか?」
俺たちは見合わせる。
仲間、それは俺の事、(だと信じたい)
いや、誰であろうろと、仲間が死んでしまえば、
誰もが悲しむ。
誰かを救うために誰かが犠牲になれば
また悲しむ、意味無いじゃん。
命はかけたくない、みんなを巻き込む訳には行かない
でも、俺らなら大丈夫。
だから、
「「「「もちろん行きますよ。」」」」
みんな、口を揃えて言う。
みんな強いから、大丈夫
「そうですか、そうですね。あなたたちならきっと大丈夫でしょう、実はこの試験は答えだけでいいのです。ほんとうはとってきてもらおうかと思いましたが、ここにもうありますからね」
神様が持っていたのはおそらく先程言っていた
どんな病でも治せるという薬。
「あなたたちが知りたいのはゲラのことでしょう、あなたたちの調べた情報と、仲間を傷つけたゲラは同一人物です。そんなゲラにこの薬を飲ませて見てください。そうすれば平和になるでしょう」
神様が俺に薬を渡す。
この神様は、心を読める人だと俺はわかった
「それと、あなたたちが今後ここに来ても、私と会うことはないでしょう、それではお元気で」
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