見慣れない天井が視界に入って目覚めた朝
あれ、ここはベッド?
多分あのまま寝たから康二が運んでくれたんだろう
時間を確認してみると、ちょうどいい時間だった
……起きるかぁ
すると机に突っ伏して寝ている様子の康二を見つけた
「おはよ」
「んっ、おはよう」
康二の顔を見ると目が赤く腫れていた
「康二…泣いた?」
「な、泣いてないし、」
「泣いたでしょ〜??」
「……泣きました。」
こうやって素直に認めるところが康二らしいな笑笑
「目腫れてる」
「えぇ、うそぉ!?あんま見んとって〜」
「笑笑」
「……どうする?洋服取りに行く?」
「うん、行く」
「そっか…じゃあ行こ」
康二の準備が終わった後、車で家まで送ってくれた
「康二も一緒に来て」
「はいはい、分かった分かった」
不安な思いでいっぱいなとき、車が止まった
窓の外を見ると見慣れた景色と家を発見した
……着いたのか、。
きっと家には龍太もいる
どんな顔して会えばいいの……?
「○○、行ける?」
優しい眼差しで見つめてくる康二の顔を見ると、何故か安心して勇気が出てきた
大丈夫…できる。
こくりと頷くと康二はふわりと微笑み、車から降りていく
よし、龍太と仲直りするぞ。
そう決意すると、私も遅れて車から降りていった。
コメント
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○○ちゃん〜!頑張れ〜!!笑