コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「あれれ?何してるの七七ちゃん!」
七七「邪魔」
胡桃「ひどいな~もう!」
胡桃「その霓裳花って何に使うの?薬?」
七七「うるさい」
そもそもこの人、誰だっけ。
でも、会った気がする。
白先生じゃない。旅人でもない。
胡桃「そういえば、七七ちゃん珍しく逃げないね?」
胡桃「もしかして私に捕まりに来てくれたの!?」
七七「ちがう。」
七七「誰?」
胡桃「ッ…!」
なんだか悲しそう。
大切な人だったっけ。
胡桃「忘れちゃったの?私は往生堂77代目堂主、胡桃だよ!」
なんでだろう。分からないけど、すごく嫌
七七「なんのご用?」
胡桃「用事…というなら七七ちゃんを捕まえに来たかな~!」
まずい。逃げなきゃ
でも、何処に逃げればいいんだっけ?
メモ…不朴盧
でも、胡桃は追いかけてこなかった。
七七「白先生、薬。」
白朮「ありがとうございます。 」
なんだか変な感じ。
長生「なんだ?そんなにこっちを見つめて、なんか用か?」
七七「白先生」
七七「胡桃?ってどんな人?」
白朮「胡堂主ですか…?」
白朮「忘れてしまいましたか?」
白朮「いつも貴女を追っ掛け回してる葬儀屋の人ですよ。」
七七「なんで追いかけてくるの?」
白朮「それは…」
琥珀とか、キョンシーとか、埋葬とか、色々言ってたけどわかんない。
でもなんでだろう。嫌なことされたのに、あそこに行かなきゃいけない気がしてくる
七七はあそこにいるべきな気がする。
長生「おい白朮!」
長生「七七の奴、全然話聞いてないぞ?」
白朮「別にいいんですよ。」
話が終わったみたい。
そもそも何の話だっけ。
白朮「七七、貴女はまだ生きていたいですか?」
生きるとか、死ぬとか、よくわかんない。
自分が生きてるか、死んでるかもわからない。けど、
七七「生きてたい。」
白先生、なんで笑ってるんだろう。
白朮「なら、不朴盧に居ればいいです。」
白朮「彼女のもとに行ったら、貴女が生きていれるか分かりませんので。」
白朮「…………まぁ、彼女の言葉も正しいのですが…。」
死んだらどうなる。
えっと、確か、ヨォーヨと会えなくなる。
ココナッツミルクが飲めなくなる。
ヤマガラ見れない。
それは嫌だ。
じゃあ生きてたい。
まだ、ココナッツヒツジに会えてない。
でももし、ヨォーヨが居なくなったら。
ココナッツミルクが飲めなくなったら。
ヤマガラが見れなくなったら。
そのとき、行けばいいかな?