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「ルアーナちゃん入りまーす。」スタッフの声がスタジオに響いた。
「ルアーナちゃん最近のトレンド服だよ。」スタイリストがルアーナにトレンドの服を見せた。
「悪くないわねこれ着るわ。」ルアーナは藍色のワンピースに着替えた。
「最高に似合ってるよ。」カメラマンは満面の笑みを浮かべた。
「早く撮って次の予定があるから。」
「ルアーナちゃん分かった。」カメラマンは早速ルアーナを撮影した。
「全然ダメね撮り直しね。」
「OKもう一度撮ろうか。」ルアーナはすました顔でポーズをとった。
「どう?ルアーナちゃん。」
「完璧ね。」カメラマンはジャンプして喜んだ。
「もしもしエレン今日入ってる?」
「勿論もちろん入ってるよ」エルフホストのエレンに首ったけだ。
「フフ良かったじゃぁ今夜行くわね。」周りスタッフ達はひそひそとルアーナの陰口を言っいてる。
「ホントチャラいよね。」
「それな。」ルアーナはスタッフ達を睨みつけた。
「ひそひそ言ってないで直接言えば?」
「いえ何でもないです。」夜になりホストクラブに入店した。
「やぁルアーナ久しぶり。」
「エレン会いたかったわ。」
エレンはルアーナに色目を使った。
「君の瞳に乾杯。」
「乾杯。」二人はカクテルを飲んだ。
「エレンにプレゼントがあるの。」
「何何?」ルアーナはエレンにネクタイをプレゼントした。
「ホスト辞めてサラリーマンになって欲しいの。」
「俺に?」エレンは少しドン引きしていた。
「ええそうよ。」ルアーナは食い気味で言った。
「ホスト辞めないしネクタイは有難く頂くよ。」エレンの言葉に落胆したが笑顔を作った。
「そうだよね。」
「そんなに落ち込まないでよ。」他のホストがウィスキーを注いだ。
「もう帰るね。」金を置いて店を出た。
「私…男運ないのかな…。」ルアーナの目頭が熱くなった。
足がふらついてこけかけた。
ルアーナは石を蹴飛ばした。