テラーノベル
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初回ペアは
いわさく
だてめめ
あべらう
です、地雷の方はここでお帰りくださいな
やまなし、オチなし、意味なしですのでこういう駄文苦手な方も帰っていただくことを推奨しております
大丈夫な方はお進みくださいませ
ペア名の左側に名前がある人→「」
ペア名の右側に名前がある人→『』
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いわさく
佐久間side
『あ!!ひかるー!!』
「ん?ぅお、危ねえって笑」
スタジオに行くと照が1番乗り、惜しくも俺は2番だった。今日は朝から調子も気分も良かったからとっとこ走って後ろからぎゅっと飛び付く。こんな急に飛び付かれても動じない彼に感心しながらもつれない様子の彼にむぅ、と唇を尖らせる
『んね照ぅ』
「もー何、」
めんどくさそうな返事。そんな冷たくされると佐久間さん悲しいよ、もうちょっと優しくしてくれたってよくない?てかなんでこんな喋らねえんだよ!
『この距離にいてそんな何も言わねえことある?!』
「はぁ?いやどうしろってんだよ笑」
『俺は!!構ってほしーんだって!!』
「もー俺忙しいから、ちょっと待ってて」
『えーやだぁ』
とくに忙しそうでもないのに全然構ってくれないから悪戯を思い付いて、ほっぺにちゅーしてみた。ま、外国では普通だしこんなんで照は動揺しないだろうし…
「…ぇ、?」
『…ん?』
あれ、なんか思ってた反応と違う…
「…そういうのは好きな人だけにしといた方が」
『えでも俺照好きだよ?別に間違ってな…』
小さくため息をつく音が聞こえてきて、その後間髪いれずちゅ、とリップ音が間近で聞こえてきた。それが俺と彼の口元から聞こえたものだと気が付くまでに、3秒くらいかかったかと思う
『ひか、』
「お前さぁ…警戒心無さすぎな?」
『え?…いやでも、照はメンバーで、』
「あのなぁ、メンバー以前に俺だって」
『…え、?』
「…俺だって男だし」
俺を見詰めるこの雄の目からは、もう逃れられない
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だてめめ
目黒side
『舘さん、キメ台詞選手権しません?』
「…ん?何、なんて?」
『えだから、キメ台詞選手権』
「…?何それ笑笑」
愛してるゲーム的な感じでキメ台詞をキメ顔で言っていくだけのシンプルなゲーム。この前康二と阿部ちゃんとやってみて爆笑したから他の人ともやってみたくて提案してみると説明を求められた。どんなものかを簡潔に伝えると二つ返事でおっけー
「先行どっち?」
『どっちでも』
「んー…なら俺からいこうか」
多分あんま理解してないのに何故か先手とってくれた。何がくるんだろ。彼特有の “間” に若干気圧されながらも言葉を待っているとたった1言
「…財布が軽いと、足取りは、重い。」
めっちゃ真面目な顔してそんな一文。予想の斜め上すぎてちょっと笑っちゃった
『…笑 待って、舘さんの中のキメ台詞それ?笑』
「え、こういうアレじゃなくて?笑」
『違うちがう笑 もっとこう、キュンとさせにきてよ笑』
「あぁキュンを求めてたのね笑 わかったわかった、じゃあアレ1択だね」
1択なんだ。まさか”エレガント”じゃないよね?と思っていると不意に手をとられて手の甲に口付けられる。なんか急にそれっぽくなったな
『…舘さんも、こういうことするんですね』
「そりゃね、俺だって男ですから」
にっこり笑ってそう呟く。それが渾身の一言かと思っていたら違ったみたいで、その先に続く言葉に俺は度肝を抜かれることとなった
「…ねぇ目黒?」
『ん?』
「俺、 _____________ 」
『っえ、?』
俺にしか聞こえないくらいの小さな声で告げられたそれを聞いた俺は、体内の水分が全部沸騰しちゃったんじゃないかというくらい赤くなっていたのかもしれない
「…勝敗、ついたんじゃない?」
俺の頬を優しく撫でて悪戯に微笑む彼は…
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あべらう
ラウールside
ソファで並んでスマホを弄っていると、誤タップで変なサイトに飛ばされた
『うわっ!』
「ん、どしたの?」
『え何か誤タップでこんな画面に、笑』
見せるべきではなかったのかもしれない。というか普通見せるようなもんじゃないだろう、こんな画面。なんで見せちゃったのか我ながら未だによくわかんない
「んん、?…これまたえっちな…笑」
『BLの電子書籍いっぱいあるサイトに飛んじゃっただけ笑』
「男の子だねぇ笑」
すっごい乱れた男の人たちがいっぱい写ってる。これとかネクタイで手首結ばれちゃって、えっちじゃんね。いやそんなことはどうでもいいんだけど
「えーラウはこういうのに興味あるの?」
『いや無いない』
「……踏み込んだこと聞いちゃうんだけど、男の人が好きだったり?」
『それも無いよ、』
「ふーん…」
嘘、ほんとはちょっとだけ興味はあったし、男の人だって好きになる。まだ思春期(?)だし、好きになった人がとっても魅力的だったから不可抗力だったと思うし。けど、なんかやっぱ変な気がしてそれを隠した。けれど彼にはそんな嘘、お見通しだったみたいで
「んー…別にこういうのに興味があっても、男の人が好きでも、全然いいんじゃないかな」
『…え?』
「俺は、ラウールが好きなものを好きなように追っていけばいいと思うよ」
好きなものを、好きなように。本当にそんなことをしてしまっていいんだろうか
『…じゃあもし、』
「うん、」
『もし、俺が阿部ちゃんのことを好きだって、言ったら、?』
「……へ?」
『もし!もしもの話だからね!!』
我ながら分かりやすすぎる、この焦りようは好きですって言ってるようなもんじゃん
『いやごめ、冗談だから気にしないで笑 今の忘れ…』
「んー…ちゃんと向き合うかなぁ…」
『え、』
「ラウールは俺らの大事な人だし、嫌いなわけ無いし。紳士に向き合いたいとは思うよね、日本男児であるからには笑」
『古き善き伝統的な?笑』
「そうそう笑 俺こんなだから忘れられがちなんだけどねぇ…」
よしよし、と頭を撫でられると次いで彼の顔が耳元に近付いてくる
「俺だって、男だから」
“ほんとに好きになったら言って?” ふわっと微笑み部屋を後にした彼はいつもと変わらなかった。それでもさっきの心地いい低音が耳から離れず、どくどくと早鐘を鳴らす心臓が既に “そうなっている” ことを示していた
コメント
2件
舘様なんて言ったの!!!!!❤️🖤 そしてどのペアも良すぎて倒れます🤦🏻♀️💛🩷💚🤍