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無事に雑誌のインタビューが終わった
メンバーから晩御飯に誘われたけど、それを断って——
佐久間くんの家へ向かった
……これ以上みんなと一緒にいたら、危ない気がした
玄関に入るなり、佐久間くんの愛猫2匹が お出迎え
ちょこんと座ってこちらを見上げている
そんなかわい子ちゃん達にただいま〜と声をかける佐久間くん
でも——
佐久間くんに反応しない
見た目が俺だから
一瞬、しゅんとするその顔も、やっぱり可愛い
……抱きしめたい
でも
これ、俺の体なんだよな
佐久間くん(体目黒)から餌をもらって不思議そうな2匹だったが、すぐに食べ始めた
その間に俺たちは寝室で話し合い
ベッドに腰掛ける
隣に座っているのは、俺
——いや、違う
佐久間くんから見えてる“俺”は、こんな感じなんだ
いつもならこのままハグやキスの流れなんだけど、今日は…ね…
先に口を開いたのは佐久間くんだった
「蓮!ぎゅーしよ♪」
目を閉じて、抱き寄せる
……違う
腕の中に収まる感覚も、
距離も、
全部
いつもと、全然違う
匂いも違う
……あの、落ち着く匂いがしない
「なんか変だな…」
違和感でしかなかった
その後は明日の歌番組の収録の練習をした
…佐久間くんのパート難しすぎない?
やれる気がしない
……俺、これ
隠し通せる自信、ないかもしれない
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