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ガサッ
ゴミ箱に靴を落とした。
(仕方ないの。だって私を頼ってくれないから。)
(ふぅ。早く部屋に戻って陰ちゃんが探しに来るの待とう。)
そう言って部屋に戻った。
30分後
(そろそろかな?)
ガチャッとドアを開けた。
(おっ!いたいた。)
陽キャが陰キャの背中を押した。
「どうしたの?」
「実は靴がなくなって…。」
「えっ?また?」
「うん。」
「じゃあ私が探してあげる!」
「えっ?いいよ…。私のものだし自分で探すよ。」
「いいの!陰ちゃん仕事多いし!私を頼って!ね?」
太陽みたいに眩しい笑顔を見せた。
「じゃあお願いできる?」
「任せて!だって親友でしょ?私をどんどん頼ってよ!」
「ありがとう。じゃあ仕事行ってくるね。」
「いってらっしゃい。」
陰キャは走り出した。
陽キャはゴミ箱から靴を取り出した。
(後で陰ちゃんに渡そう。)
そう言って靴をさがすふりをした。