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一方その頃、猿の別動隊は村に向かっていた。村の男たちはほとんどが猿退治に出かけていて、村にいるのは女子供ばかりだった。
「あれ? 猿がいるわね」
「ほんとだ。男の人たちが退治に行っているのに……。生き残りかしら?」
「それにしては、なんだか、たくさんいるわね?」
村の女たちが不思議そうに眺めていると、突然猿たちは、村人たちに襲い掛かった。
「きゃあ!」
「何よこいつら!?」
「だ、誰かー! 助けてー!」
女たちが叫ぶが、猿たちは容赦なく襲いかかってくる。あっという間に女子供全員が捕まり、服を脱がされてしまった。裸になった女は、猿たちに体をいじくりまわされる。
「いやっ! いやぁっ!」
「やめてぇっ!!」
そんな悲鳴があちこちで上がるが、猿たちはお構いなしに次々に女たちを襲い始めた。
「いやっ! いやぁっ!」
「やめてぇっ!!」
猿たちは女たちの服を全部脱がしてしまうと、今度は自分たちのモノを女にこすりつけ始めた。
「いやっ! いやぁっ!」
「お願い、それだけはやめてぇっ!!」
当然女たちがそんな言葉を聞くはずがない。猿たちは容赦なく襲い掛かっていった。
「ひっ……」
その様子を、家に隠れた男の子と女の子が見ていた。だが、すぐに猿に気づかれて引っ張り出されてしまった。子ども達は猿に真っ裸にされてしまった。
「や、やめろ!」
だが、猿の力は人間の大人より強い。子ども達にどうすることもできなかった。猿はまず男の子を拘束し、動けなくすると、今度は女の子を動けなくして、男の子の目の前で足を開かせ、股間をいじり始めた。
「や、やめてーっ! いやっ!」
女の子は必死に抵抗するが、猿の力にはかなわなかった。その様子を見ていた男の子の股間が、みるみると大きくなっていく。
それに気づいた猿が大きくなったものを手でしごきはじめた。男の子は恐怖と快感でパニックに陥っていた。それを見た猿たちが笑った。――猿が笑った?―― そして今度は、男の子の大きくなったものを、女の子の股間に押し当ててきた。
「い、いや! いやぁっ!」
女の子が叫ぶが猿はお構いなく入れていく。そしてあっという間に奥まで入っていった。
「痛っ!!」
男の子のものが根元まで入ったところで、次に猿たちは、男の子の体をゆすって、激しく腰を動かし始めた。
「やぁっ! いやっ! いやぁっ!! やめてぇっ!!」
だが、そんな願いを猿たちが聞くはずもない。それどころかさらに動きを速めていく。やがて、
「いやぁー! いやぁー!」
という声とともに男の子は果ててしまった。猿たちは、自分たちの性行為に飽きると、そうやって村人同士を交わらせて遊んだ。
村の男たちは猿たちにボコボコにされたが、殺されたわけではなかった。山の中は食べ物が乏しい。男たちは、猿たちが食べ物を強奪するために活かされたのだった。いわば、猿に飼われることになったのだ。
その屈辱に耐えられず、村人たちはこう考えることにした。自分たちはあの猿を信仰しているのだ、あの猿は神様なのだ、猿神様なのだ、と。こうして、猿神にイケニエを捧げる独特の信仰が生まれた。(終り)