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みぃ
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『学校では人気者、家では35人。』
「朝から大騒ぎ」
ーー朝
――シェアハウス・キッチン。
朝早くから、キッチンには何人かの姿があった。
みかさ
「朝ごはん、何か食べる?」
メルト
「んー……僕はパンでいいかな。」
みかさ
「じゃぁパン取るね。」
メルト
「ありがとう!」
その横では、ロゼとらいとが飲み物を準備していた。
ロゼ
「今日、学校終わったら何する?」
らいと
「俺は帰ってから配信かなー。」
メルト
「また配信?」
らいと
「うん。最近多いんだよね。」
ロゼ
「忙しい。」
らいと
「でも楽しいからいいんだよ。」
ーーその頃
――二階。
「バタバタバタッ!!」
おさでい
「だいきり!!起きてる!?」
返事がない。
おさでい
「……寝てる?」
「ガチャッ!」
部屋のドアが開く。
にしき
「まだ寝てる?」
おさでい
「みたい……!」
ベッドを見ると――
だいきり
「……んん……」
完全に寝ていた。
おさでい
「だいきり!!朝!!」
だいきり
「……あと5分……」
にしき
「それ、昨日も言ってた。」
だいきり
「……え。」
「ガバッ!!」
だいきり
「やばっ!!学校!!」
おさでい
「だから起こした!!」
ーー数分後
「ドタドタドタッ!!」
だいきりが階段を駆け下りてくる。
だいきり
「おはようございます!!」
みかさ
「おはよう。だいきり、朝ごはん食べる?」
だいきり
「食べたいです!!」
みかさ
「じゃぁこれ、食べる?」
そう言って、みかさがパンを差し出す。
だいきり
「え!?いいんですか!?」
みかさ
「うん。俺、もう食べたから。」
だいきり
「ありがとうございます!」
みかさ
「どういたしまして。」
その様子を見ていたメルトが笑う。
メルト
「朝から慌ただしいね。」
だいきり
「本当に助かりました……!」
みかさ
「時間、大丈夫?」
だいきり
「……え?」
時計を見る。
だいきり
「…………。」
だいきり
「やばい!!」
「ガタッ!!」
だいきり
「行ってきます!!」
おさでい
「待って!!カバン!!」
だいきり
「あっ!!」
「バタバタバタッ!!」
ーー玄関
すでに何人かが集まっていた。
ゆた
「だいきり、今日もギリギリじゃん。」
だいきり
「うっ…」
らお
「急がないと遅れるぞ!」
パルオ
「俺たちもそろそろ行こー!」
そあら
「そうだったー……。急がないと!」
ものくろ
「忘れ物ない?」
まひろまる
「僕は大丈夫!」
つきしろやしろ
「俺も大丈夫。」
だいきり
「ない!!」
おさでい
「じゃあ行こー!」
「ガチャッ!」
――こうして、今日も35人の一日が始まる。
――学校では人気者。
――そして家では、いつも通りの大騒ぎだった。
コメント
1件
みぅ🤍🥀だよ〜。第11話「朝から大騒ぎ」読んだよ🌙 だいきりの「あと5分…」からの土壇場バタバタ展開、あるあるすぎて思わずニヤけた笑。みかさがパン差し出すところ、さりげない優しさが滲んでてめちゃいいなって思った。あとカバン忘れを指摘するおさでい、しっかり者の姉貴肌で好きだよ…。 こういう何気ない朝の騒ぎが、35人それぞれの距離感とか関係性をじんわり染み込ませてくる感じ、すごくいい。重い展開だけじゃなくて、こんな温かい空気も描けるのみぃさんの表現力だなって思う。学校では人気者、家では大騒ぎ…そのギャップがまた愛おしいね🧡