こんにちは道長大好きぬっしーです♡
では、本編どうぞ😊😊😊
謙杜「ぬん」
流星「どうしたの」
流星「謙杜」
謙杜「うーん」
謙杜「道枝くんってどう思う?」
流星「どう思うも何も」
流星「今日も超モテんな〜って感じ」
同じクラスの道枝くんは吸血鬼だ
流星「勉強もできるし、スポーツ万能だし」
流星「なんと言っても異性の血を吸って生きるってのがいい」
げせぬ
流星「でも最近、血吸って貰えないって聞いたよ!」
謙杜「ギクッ」
流星「ってか、男子に興味がない謙杜が道枝くんについて聞くなんて何かあったの!」
流星「詳しく聞かせな!」
謙杜「先帰る。・*・:≡( ε:) 」
流星「コラ待て謙杜〜!」
謙杜「はぁ」
“謙杜の血しか吸わない”
あれどう言う意味だったんだろう?
駿佑 グイッ
駿佑「つかまえた」
謙杜「いちいち近い!」すざっ
駿佑「謙杜俺の事避けてるでしょ」
う…っ
謙杜「だって急にあんなこと言われても…💦
なんで僕にこだわるの?」
駿佑「味が好み」
謙杜「やっぱ軽い!」
駿佑「・・・じゃ交換条件ならどう?」
謙杜「え?」
駿佑 スッ…
謙杜 ///
駿佑「本当に男子苦手だよね」
駿佑「謙杜は俺で男に慣れる
俺はお礼に血をもらう」
駿佑「これでWin-Winじゃない?」
謙杜「いや そもそも僕道枝くんのこと知らないから」
駿佑「知らなければ知ればいいでしょ」
駿佑「明日 駅前10時集合」
駿佑「デートしよ」
ええぇーっ!?
はぁ
…断りきれなかった
そもそも男子で遊ぶなんて流星としかないんだけど…
駿佑「謙杜」
駿佑「ごめん待った?」
謙杜「ぜっ全然」
私服だ…!
女A「見てすごいイケメン」
女B「吸血鬼かな」
道枝くんってやっぱ目立つんだな
駿佑「ほら行こ」
謙杜 カチーン
駿佑「ふはっ」
謙杜「笑わないで」
駿佑「ここ気になっててさー」
絶対嘘じゃん
明らかにサイズ違うじゃん
駿佑「んー…」
駿佑「これとこれ」
駿佑「これの色違いあります?」
駿佑「きて」どさっ
わ…っ
店員「お似合いですー」
店員「素敵な彼女さんですね」
駿佑「はい」
否定して
謙杜「…なんでこんな店知ってるの?」
駿佑「謙杜になんとなく似合いそうだなーって思って」
イケメンってみんなこうなの…?
駿佑「これ全部ください」
謙杜「えっ」
謙杜「いや自分で買うよ!」
駿佑「心配しなくていいよ」
駿佑「親の金とかじゃないから」
謙杜「そうじゃなくて」
謙杜「〜せめて割り勘ね!!」
駿佑「買うのは決定なんだ」
店員「ありがとうございました〜」
そんでいつの間にか会計が終わってる
完全に道枝くんのペースじゃん!
inカフェ
謙杜「かわいい〜」
駿佑「ね 男子2人でも大したことないでしょ」
謙杜「はっ」
いつの間にか楽しんじゃってだ
というかエスコートしてもらって自然に荷物も取られてる
でも
気づいたら全然緊張してないや
駿佑「追加でなんか飲む?」
駿佑「ここ 2杯目から別メニューで紅茶のオリジナルブレンドも飲めるよ」
謙杜「…よく知ってるね」
駿佑「この前来た時にね」
こんなかわいいお見せに男子同士で来ないよね…
他の女の子と…?
謙杜「僕帰る」
私は全部初めてだけど
道枝くんに取っては
何度もしてるデートのうちの1回なんだって思ったら
なんかむなしい
駿佑「謙杜!」
駿佑「荷物忘れてる」
謙杜「…すごい慣れてる感じだったね」
駿佑「…まぁ実際デートできたことあるし」
謙杜「道枝くんは血が吸えるなら誰でもいいかもだけど」
謙杜「僕はそうじゃない」
謙杜「僕は好きな人がいい」
血だけ求められるのは
いくら吸血鬼でも
悲しい
駿佑「俺らは」
駿佑「血を貰うために相手を楽しませるのが当たり前で」
駿佑「それも生存本能だし」
駿佑「でも」
駿佑「そんなこと忘れるくらい」
駿佑「今日は楽しかった」
駿佑「それじゃダメ?」
駿佑 フラ…
謙杜「道枝くん!?」
貧血…!?
駿佑 ハァ
本当に他の人の血は全く吸ってないの…!?
駿佑「帰る」
謙杜「ちょっ、ダメだよ!」
駿佑「無理やり吸って嫌な思い出にしたくない」
僕も今日はすごく楽しかった
それは
道枝くんのおかげだ
謙杜「道枝くん!」
謙杜「交換条件覚えてる?」
謙杜「本当に他の人から貰わないなら、僕の血吸ってもいいよ」
道枝くんは
適当に見えるけど
きっと嘘はつかない人だ
駿佑 グッ
駿佑「やっぱなしとか聞かないから」
心臓壊れそう
僕の血はきっともう
少しだけ甘い
コメント
3件
うわー ほんまに 最高です っっ ! !
コメントください🙇♀️