コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ー愛莉sideー
今日は杏ちゃんに話を聞こうと思う…
雫と一緒に…まぁこはねちゃんもだけど…
遥の相談を受けたのは杏ちゃんだけらしいし…
何か遥達で知っていることがあったら聞いてみるしかないわね…!
『えぇっと…神高の校門で待てばいいのよね?』
「はい。杏ちゃんは委員会らしいので」
「分かったわ〜」
わたし達は校門に行った
「すみません〜!委員会長引いちゃって…!こはねも待たせてごめんっ」
「大丈夫だよ!」
『えぇ、まだ来てから5分も経ってないんだから』
「なら良かったです〜…」
「それじゃあ、駅前のカフェでも寄って話しましょうか!」
雫がそう言うとわたし達は足を進めた
『…あれ?』
「愛莉さん、どうしました?」
さっきまでポケットに入ってたのに…ハンカチがないわね…
『ハンカチが無くなってて…』
「そうなんですか…?私も協力しますね」
「私も私も〜!」
「それじゃあさっき来た道を戻りましょうか〜」
『ごめんなさいね…』
シャキっとしなきゃ…!
「…これ、貴方のハンカチですか」
『?…あ!』
声をかけたのは中学生ぐらいの髪の長い男の子だった
『ありがとうね!』
「良かった〜…」
「見つかって良かったですね…!」
「じゃあ僕はこれで…」
『えぇ!気をつけて帰ってね』
ハンカチを拾ってくれた男の子は会釈をしてわたし達の元を離れた
あのハンカチ…絵名から貰ったハンカチだから良かったわ…
じゃあなかった!早く行かないと…!
「遥…ですか?」
『えぇ…辛かったら別にいいんだけど…』
「そうよ?」
「だ、大丈夫です!私も、遥とみのりちゃんが早く見つかってほしいので!」
『ならいいんだけど…』
遥の話題を出した瞬間辛そうな顔をしていたのよね…
まぁ親友で幼なじみだもんね…
「遥とは、みのりちゃんについての話をしました」
『みのりの…?詳しく聞かせてもらってもいいかしら?』
「えっと、1か月前ぐらい…ですかね?久しぶりに会う約束をしてたんです!」
「それで、みのりちゃんの話題が出てて…だけど、私もよく分からなくて…」
『そうなのね…』
「お話を聞かせてくれてありがとう!」
「すみません…あんまり力になれなくて…」
『いえ、大丈夫よ!話を聞かせてくれてありがとう!』
「なら良かったです!彰人達にも言ってみますね!」
『いいの?』
「はい!東雲くんたちも多分…協力してくれます!」
「えぇ!よろしくね」
『…にしても、本当に不可解よねぇ…』
「えぇ…警察の人達はあまり調査に加わらないでと言っているのだけれど…」
『…』
ミク達も…大丈夫かしら…