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こんにちは、むーくまです。ここではカンヒュの設定とデザインを投稿していきます。
政治的意図・戦争賛美の意図はありません。
旧国です。(ソナチ)
ソ連「、ぁ」
ナチ「………」
ソ連「な、、ち?」
ナチ「………」
返事はない。
ソ連「なちすっ、なちっ、」
肩を掴んでも、
ナチ「………」
反応はない。
ソ連「ごめ、ごめんっ、だからっ!、」
手を握っても
ナチ「………」
そこに、前のような暖かさはない。
もう一度、反応がないか、脈がないかを調べる。
ナチ「………」
ソ連「お、れが、ころした、、?」
ウシャンカが血に染まっている、そこから垂れてくる血は君のものなのだろうか
ソ連「、Я любил тебя」
そう言って、血に塗れている手をナチスの方へと動かす
いずれ、ナチスの死体は国盟によって処理される。
そうなってしまったら、もう2度と俺が君に触れることも、見ることも出来ないだろう。
そんなの、あんまりじゃないか
せめて、君が生きていたと、存在していたんだと、何でもいいからそういう証が欲しいんだ。
だからごめんな、君を傷つけたのも、殺したのも俺だけど、怖いんだ、君がいなくなった先の、これからのことが。
だから、許してくれ。こんなわがままな俺を。
君のめだまをちょうだい。
ぐちゃっ、と、生々しい音が部屋に響いた。
また新しい血で手が汚れていく、
それすらも愛おしいと感じた俺は狂っているのだろうか
君が死んで何時間経ったのか、忘れてしまったけれど、血はまだ生温かかった。
ぐちっ、ぐちゃっ、、ぶちっ
ソ連「とれた、、、」
血で真っ赤に染まってしまった君の目はとても美しく愛おしかった。
ソ連「自分のも、とらなきゃ」
ナチに向けていた手を自分の目に向ける。
そして、
ぐちゃっ、ぐちゅ、
不思議と痛みを感じることはなかった。
ぶちっと音がして、目玉が飴玉のようにころころと転がっていく。
それを拾ってナチスに嵌め込む。
そして俺も君の目を嵌め込む。
あとは国盟が何とかしてくれるだろう。
目の前があかい
段々と視界が黒く暗転してきた
ソ連「おやすみ、なち」
言い終えた瞬間、意識が途絶えた。
コメント
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王道スタイルのソナチ!リョナもまた良きかな。