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朝鮮半島のお二人の最期。
微韓北かも。解釈によるけど
(韓)
…なんだか、忙しいなぁ。
最期くらいゆっくりすればいいのに。
みんな会いたい人に会ってるのかな。いいなぁ、いいな、
僕だって会いたいのに。国がほとんど機能してないのに、やっぱり北とは会っちゃいけないんだって。
でも、でもいいよね。だってもう最期…だし
どうせ国境付近にも監視の人たちいないよ。きっと、
ざく、ざくと国境付近へ歩く。滑らないように慎重に。
北、居ないかな。仕事かもね。だったら会えないなぁ、国境超えても僕が殺されるだけだ。
…ついた、久しぶりだなぁ、国境も。…やっぱ北、居ないよね。そーだよね、
「おい」
唐突に背後から声が聞こえる。さっきは誰もいなかったはず。
「な、なに…って、北?」
振り返るとそこには、薄汚れた軍服を着た北が居た。
「…久しぶり、なんで北、ここに?」
「逃げてきた。」
「えっ?」
「逃げてきた」
あまりに意外な返答に、脳が一瞬理解を止める。
「もうすぐ死ぬから、会いに来たんだよ馬鹿」
「…こっち(韓国)来たら?一回また北とゆっくり話したい。」
「…いや、それは…国境線は超えれない」
「そっかぁ、…あ、ねぇ見て。雪でもう国境線も無いよ。だからさ、ね?」
それでも北は横に頭を振る。少し北の視線が後ろに行った。
…後ろには銃を構えた兵士が来て居た。そりゃこっち来れないか、
多分ここまで来て僕たちを殺すのも時間の問題だ。
だったら今逃げるしかないよね
そう考えた時には北の手を掴み、自国へ引っ張っていた。もちろん兵士は銃を発砲してくる。そんなのお構いなしだ。
「えっ、ちょ、待てよ、!」
「別にいいじゃん!行こ!」
かなり走った後、自宅へ逃げ込む。
「あーーっ、もう!何してくれんだよ!…帰ったらもう殺されるじゃんか、これじゃ」
「帰んなきゃいいじゃん、どうせ数日の命なんだし僕ら」
「でも!…いや、…ありがとう」
「ふふっ、いいんだよ」
その日は昔の思い出話をして眠った。
その日の朝はいつもより冷えついていた。
ラジオを回すと今日で一気に凍ったらしい。
「今日が命日かもねぇ~」
「そーだな」
「軽っ、最期したい事でもある?」
「…いや、もういいや、お前と話してたい」
「あははっ、僕も今日は一緒に話してよっか」
軽くやりとりしながら、二人で散歩に出る。
今の気温の散歩はほぼ自殺行為だけど、思い出の場所行きたかったんだ。
そうしてしばらく話しながら歩いていたが、
北の限界が近づいてきていた。
「…聞いてる?大丈夫?」
「…あ、あぁ、ただ少し眠くて…」
「…そっか。…ねぇ、もう未練無い?」
「…特には」
「よかった、じゃああそこのベンチで休みながら話そうか。」
「ん…」
うとうとしている北をベンチまでエスコートし、2人で並んで座る。
正直僕も眠気が限界だ。
「ねぇ、北、僕たち離れなかったら僕たちじゃなかったのかな。」
「まぁ、そーだろーな…」
「でも離れてたら寂しかったな、」
「あー…ごめん、僕ももう限界かも…」
「あっ、…あの、韓国…最後にひとつだけいいか、?」
「ん~、?どーしたん北」
「ごめん、未練ある。…また昔みたいに、ぎゅってしたい。」
「…ふふっ、昔から甘えん坊だねぇ、ほら」
そう言い腕を広げる。そこにぽすんっと北が抱き着く。自分も優しく抱き返す。
北、やっぱ我慢してたんだなぁ、いっぱい。北の頭を撫でながら涙を少し我慢する。北にはバレてないはず。
「ハグするとさ、あったかいね、このまま寝ちゃいそう」
「…一緒に寝るか、久しぶりに」
「あははっ、そうだね、一緒に寝よう。おやすみ、また明日。」
「うん、おやすみ。いい夢見ろよ」
死因 凍死。死亡時期 4話の数日前
(北)
やばい、衝動で抜け出しちゃった。兵がひとり、追ってくる。
韓国に会いたい。国境からは出れないだろうけど。
もうすぐ、もうすぐで国境だ!!
…あ、韓国。
なんでここに…?え、いや帰るつもりか?はぁ?!いや、ちょ、…引き留めたいけど後ろには兵が…
ちらっと後ろを見る。兵は銃を構えたまま動いていない。今話すしかない
「おい」
すると韓国がびっくりしたように振り返る
「な、なに…って、北?」
「…久しぶり、なんで北、ここに?」
「逃げてきた。」
「えっ?」
「逃げてきた」
「もうすぐ死ぬから、会いに来たんだよ馬鹿」
「…こっち(韓国)来たら?一回また北とゆっくり話したい。」
「…いや、それは…国境線は超えれない」
兵がいるから、危なすぎる
「そっかぁ、…あ、ねぇ見て。雪でもう国境線も無いよ。だからさ、ね?」
無理だ、行きたいけど。でも言葉には出せないから黙って首を横に振る
やっぱあの兵こっち来てる、危ない、帰らないと殺される。韓国もろとも
そう考えてるときに急に韓国が俺の腕を掴んで走り出した
「えっ、ちょ、待てよ、!」
「別にいいじゃん!行こ!」
かなり走った後、韓国の家へ逃げ込む。
「あーーっ、もう!何してくれんだよ!…帰ったらもう殺されるじゃんか、これじゃ」
「帰んなきゃいいじゃん、どうせ数日の命なんだし僕ら」
帰らないと探しに来るかも、と言いかけて飲み込む。だって自分は内心嬉しかったから。
「でも!…いや、…ありがとう」
「ふふっ、いいんだよ」
その日は昔の思い出話をした。
ほんとは少し泣きそうだったけど、韓国が温かかった。あの地獄みたいな場所から逃げられた安堵が強かった。
…いや、本当は少し泣いた。
朝起きるといつもより寒くて、韓国がラジオを回していた。
一気に凍った、と聞いて追っ手も来ないだろう、とすこし安心した。
「今日が命日かもねぇ~」
「そーだな」
「軽っ、最期したい事でもある?」
「…いや、もういいや、お前と話してたい」
「あははっ、僕も今日は一緒に話してよっか」
散歩に行きたかった。韓国に言ったら軽々OKしてくれた。
今の気温の散歩はほぼ自殺行為だけど、思い出の場所行きたかった。
そうしてしばらく話しながら歩いていたが、
どうにか眠たくてしょうがない。寒すぎるせいだろうけど、今寝たらもう起きれないから、
「…聞いてる?大丈夫?」
「…あ、あぁ、ただ少し眠くて…」
「…そっか。…ねぇ、もう未練無い?」
「…特には」
ほんとはあるけど。気恥ずかしくて言えなかった。
「よかった、じゃああそこのベンチで休みながら話そうか。」
「ん…」
正直僕も眠気が限界だ。
「ねぇ、北、僕たち離れなかったら僕たちじゃなかったのかな。」
「まぁ、そーだろーな…」
「でも離れてたら寂しかったな、」
「あー…ごめん、僕ももう限界かも…」
「あっ、…あの、韓国…最後にひとつだけいいか、?」
「ん~、?どーしたん北」
「ごめん、未練ある。…また昔みたいに、ぎゅってしたい。」
「…ふふっ、昔から甘えん坊だねぇ、ほら」
そう言い韓国が腕を広げる。そこに体を預ける。人のぬくもりに久しぶりに触れた気がする。
我慢していた涙が出てきてしまった。少し嗚咽を漏らしながら泣くのを韓国はなにも言わずに撫でてくれている。
無意識に強くハグしていたみたいで、韓国の服に少し涙が付いてしまう。
でも何も気にせずに優しく笑ってくれる。韓国も泣きそうなくせに
「ハグするとさ、あったかいね、このまま寝ちゃいそう」
「…一緒に寝るか、久しぶりに」
「あははっ、そうだね、一緒に寝よう。おやすみ、また明日。」
「うん、おやすみ。いい夢見ろよ」
死因 凍死。死亡時期 4話の数日前