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#小6
エイムねこ@_Cat🍅💚
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⚠︎注意⚠︎
・d!の二次創作です。
・ご本人様とは関係ありません。
・BLあり
・エセ関西弁あり
utが相棒として出てきます。
kn視点
むわっとした暑い空気。
周りはたくさんの屋台が並んでいて、夏祭りに来ていると一目で分かった。
真っ暗な夜空には大きな花火が打ち上がる。
それと同時に、次々に色んな屋台へ燃え広がる炎。
「火事だ」「逃げろ」
あちこちからそんな声が飛び交う。
どんッ!
と後ろに何かがぶつかった。
振り返ると、片手にりんご飴を持った女の子が泣いている。
声をかけようとするが、上手く口が開かない。
早く、どうにかせんと…!
そう思っても、足が動かない。
…あれ?
なんでこんなことしてるんやろ…?
ut ) お〜い、しんまッ!!
kn ) ん、あれ…?
大先生の声で、目を開く。
ut ) はーっ、最近またぼーとしてること増えてんねんな。
kn ) え?ここどこ?
ut ) あほ。俺の部屋に決まっとるやろ。
隣にベットや本棚があり、大先生の匂いがする。
あ〜…
kn ) さっきのは未来か…
ut ) ん?なんか言った?
kn ) いーや、なんも。
知らんぷりをしながら、ベットの上へダイブする。
ut ) ほんま、人のベット寝転がるの好きやな。
kn ) 変態みたいな言い方すんな。大先生のだけに決まってるやろ。
ut ) あ〜、女だったら襲ってたのに。
kn ) お前彼女おるやん。
ut ) いや、別れたけど。
kn ) はや。
この会話にも、もう慣れている。
大先生付き合うのも別れるのもはやいかんなー。
ut ) あ、合コン来る?
kn ) 行かない。
ut ) そくとー笑 なに?好きな人でもできたん?笑
kn ) はあ?んなわけないやろ。
ut ) でも最近ぼーとしてること多いし、誰のこと考えてんの?
kn ) 誰のことって…
そう考えると、真っ先にショッピが出てきた。
いや、別にショッピのこと考えたくて考えてるわけちゃうし。
勝手に未来が見えんねん。
ut ) はぁ…
すると、大先生が深いため息をつく。
ut ) そんなにその子のこと気になんなら、夏祭りにでも誘ったら?
kn ) 夏祭り…、
さっき見た未来が引っかかる。
今年の夏祭り、それは今までで一番歴史に残るものとなるだろう。
なんせ、火災事故が起こるんやから。
ut ) …どうしたん?顔色悪いけど。
kn ) …大先生は夏祭り行くん?
ut ) そりゃもちろん。
行かない方がいい。
なんて言っても信じてはもらえないだろう。
それだったら…っ
その瞬間、スマホの通知音がなる。
ut ) ん?シッマ鳴ってるで。
スマホを開くと、ショッピからだった。
kn ) ショッピっ!?
勢いよく起き上がる。
連絡を交換してから、2週間。
初めての通知にびっくりした。
「猫に会わせて下さい。」
この10文字にどれだけ感銘をうけたか、あいつは知らないだろう。
てかやっぱ猫好きやろ。
隣を見ると、大先生の膝の上で「にゃー」と鳴いている猫がいる。
ut ) しょっぴって誰?
聞いたことない名前にびっくりしつつ、不思議そうに聞いてくる。
kn ) あー、後輩や。
ut ) 性別は?
kn ) 男。
ut ) なーんや。
つまんなそうに、煙草とライターを取り出す。
ut ) それで?
kn ) ん?
ut ) その後輩と祭り行くん?
kn ) なんでやねん。行くわけないやろ。
ut )でも今年シッマぼっちやろ?
いつもならからかってくる大先生が心配そうな顔をしていて、少しふっと笑う。
kn ) そうやなあ笑
ut ) なに笑っとんねん!!
kn ) 大先生ってそんな顔できるんや思て。笑
ut ) しんまちゃうねんから当然やろ。
kn ) おい、それどういう意味やねん。
ut ) …祭り一人で行くん?
kn ) …嗚呼、今年はな。
ut ) なんで今年だけ?
kn ) …だって、まだ希望があるなら諦めたくはないやろ。
大先生はよく分からなそうな顔をする。
ut ) つまり…、彼女がほしいと…
kn ) なんでそうなんねん!!
翌日、ショッピと公園で会うことになった。
腕の中に猫を抱いて、大きな木の下で待つ。
shp ) コネシマさん。
後ろから声がし、振り向く。
そこにはいつもと雰囲気の違うショッピがいた。
kn ) …イメチェンした?
shp ) してないです。
kn ) あれ?なんかいつもと違う気が…
まじまじと見ていると、ショッピは顔を逸らす。
shp ) …制服じゃないからですか?
kn ) あ!それや!!
今まで会ったショッピはいつも制服だった。
見慣れてない私服に違和感があったのだろう。
でも、なんで今日だけ私服?
この前は夏期講習で…
kn ) 今日は夏期講習ないの?
shp ) あー、辞めました。
kn ) え?
shp ) どーせ勉強しても意味ないんで。
どこか切なそうな顔で言う。
なんて声をかければいいか分からなかった。
kn ) そ、そんなこと…
shp ) そんなことより、
話を逸らすように、猫を抱きかかえる。
shp ) 俺はこっちに用があるんで。
猫はショッピの腕の中で嬉しそうに鳴く。
俺はついでかよ。
kn ) てか、やっぱ猫好きやろ。いや、それ以上だったり…
shp ) 違います。
kn ) だったらなんで…
shp ) だから違います。猫が俺に会いたいんでしょ?笑
少し煽るような口調のショッピに、何も言い返せなくなる。
いや、その顔から目が離せないのだ。
shp ) コネシマさん?
不思議そうに顔を覗く。
kn ) え、あー…そうやな。
ショッピはじっと俺を見たあと、膝の上にいる猫の頭を撫でる。
shp ) …そういえばさっきから「猫」って呼んでるけど、名前ちゃんとありますよね?
kn ) えっ…
そう言われまた、思考が停止する。
誰かに名前なんかつけたことないし、どうつければいいかも分からない。
こいつには悪いけど、ずっと名前はつけないつもりだった。
shp ) …やっぱり名前まだなかったんですか。
kn ) いやー、名付けって難しいやん。
shp ) …それじゃあ、「ピコ」で。
そう聞いた瞬間、ショッピと会う前に見た未来を思い出す。
紅葉の木の下で、放った言葉。
今になってやっと分かった。
kn ) …こいつの名前?
shp ) だめですか?
kn ) いーや、ピコも喜ぶやろ。
shp ) まー、コネシマさんがつけようとしたら、変な名前になりそうで怖いですもんね。
kn ) 俺はびっくりしたで。ショッピって以外とかわいい名前つけるんやなって。
shp ) そーすか?
ショッピは首を傾げる。
その姿に思わず、ふっと笑ってしまう。
kn ) お前も結構かわいいとこあるよな。笑
ショッピは一瞬目を見開いたあと、腕で自分の顔を隠す。
kn ) ん?ショッピくーん?
不思議に思い、ショッピの腕を掴み顔を覗く。
そこには、顔を真っ赤にしたショッピがいた。
kn ) …へ?/// なんで顔赤くして…
shp ) ちょっと暑いだけやって///
ショッピは睨むようにこっちを見る。
kn ) え、あー…確かに暑いしな!もうそろ帰るか!
ショッピは無言で立ち上がり、ピコを俺に預ける。
kn ) 怒ってる…?
shp ) 別に。それより一つ聞きたいことがあったんです。
kn ) …なに?
shp ) コネシマさんってどこに就職してるんですか?
就職…、そういえばショッピには大学に行ってること言ってなかったっけ?
バイトもしてへんし。
kn ) 大学に通ってるから就職とかしてへんねん。
shp ) え、そうなんすか…以外。
kn ) 以外ってなんやねん。
shp ) どこ大ですか?
kn ) W大学。
shp ) え…
そう言った途端、ショッピの顔色が変わる。
kn ) ショッピ…?
shp ) コネシマさんって…、以外と頭いいんですね。
kn ) だから以外って…!
shp ) もう帰ります。
ショッピはすぐさま歩いていく。
なんか、言っちゃだめなことでも言ったか…?
なんであんな、怒ってるんやろ?
ピコを抱きながら、ショッピの背中を見つめていた。
これ今、7話目まで書いてんだけど、どんどんハプニング入れてくから見てってよん多分
コメント
1件
うわ、ショッピが真っ赤になるシーン、めっちゃ可愛かったです…!あと「ピコ」って名付ける展開も、前に見た未来の伏線が回収されて「あっ!」ってなりました。W大学って聞いたときのショッピの表情の変化、何かあるんですかね…気になりすぎます。関西弁の掛け合いもテンポ良くて楽しかったです!続き、絶対読みますね。