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自宅に着き私はホッとした。

「お父さん~!」

玄関先で迎えてくれた。

助けてくれた刑事さんに別れを告げ、市原廉さんからもらった名刺を見た。

「万梨子それは?」公園であった人よ。親子連れでお墓参りに行く途中だったのよ。

見せなさい

市原廉…

「高島屋の会長の孫って言われたよ」

「市原氏の陸人とか言ってなかったか?…」


「それよりあずみを籍に入れたよ」

「お父さんの娘でしょ?」

なるほどお前の娘にしたいって言われた…

「え?…お父さん何故よ私未だ恋愛もしてないし、未だ学生だよ笑っ」

この人に会ってみないか?卒業後に

見合い勧められた。考えられなかった…未だ勉強もしたかったし、

父が変わってきた…少し怖い気持ちがあったし…


父親に従うしかなかったのよね…


二年後に私は高卒した。

父が私を見る眼が変わってきた。

「万梨子は和歌子に似てきたなぁ」

「いかがですか?笑っ桜井さん」

田村刑事が見えた。

18歳になった私、

城山仁が刑務所に包囲された懲役15年

簡単には死刑にならなかった…

もう私、父には関係ないって、

市原廉さんから電話があった。

でもお父さんから見合いを勧められた。

結婚する前に会いたい。

父に逆らい。

私が市原廉さんにTELをしてみた。

「もしもし?桜井万梨子と言いますが市原廉さんいらっしゃいますか?」

「はい…私が市原ですよ。桜井万梨子さんでしたよね?」

〃おーい廉~笑っ万梨子さんっていう人からだ〃」

〃叔父やめてください…よ〃

もしもし代わりました万梨子さん…

すみません…あのですね…一度会ってみたくて連絡してみました。

〃一度だけ?〃

はい私父から見合い勧められてる会うだけでもあって欲しいって、

叔父が傍にいた。

桜井圭介さんがパソコンからチラリと見てた。

万梨子が市原廉と見合いするのはお前の為だ…

「宜しくですよ。楽しみにしてます」

「え?…」

あずみが保育園に通い、

ママ…

お手伝いさんを居れてた。

私は支度してた。

「お父さんが付いてくれるし、どんな人だろ…」

万梨子奥さま~

やだわ七海さん…

笑っ

「変な人ねぇ何か隠してない?」

いいえ…

私はタクシーを呼んだ。

あずみのお迎えの時間になってた。

ミニのトップススタイルにポニーテール、篭のトートバッグを肩にかけてた。

ププー桜井さん、第一交通ですが!

来たわね、

「赤とんぼの保育園までお願いできます?」

はい!ドアが閉じた。

向かいの田村さんが手を振ってた。

私まで手を振った。

綺麗になったな万梨子ちゃん、結婚するのか…

運転手の新川優一?未だ若い運転手だった。

たまに利用されてくれるからあなたの顔を見るのが楽しみにしてますよ。

「やだな未だお子さまですよ笑っ」

「でもお子さまがいますよね」

「姉の子供を父が養女にしました」

「そうなんだ笑っ」

「到着しましたよ」

「待ってて貰えますか?」

ヨチヨチ歩きのあずみはママ~

「え?話した…」

「ママの事…ですね桜井さんあなたのお子さまですか?」

「姉の子供ですよ笑っ失礼します」

「お母さんが見えなくて妹が見えるのね…あけみさん惜しくない…」

「事情があるのよね…詮索しないでよ笑っ」


「お待たせしてすみませんでした笑っ」

母親の顔になってた万梨子さん…

嫁さんにしたら良いなぁ…

途中で買い物もしたいって言われた

良いですよ。あずみちゃん預かりますか?…

「いえ私が連れて歩きますのでちょっと待ってて貰えますか?」

煙草をふかしてチェックしてた。

20分経ち。

お待たせしました。

ママ~笑っ

大きな袋を持ってきた



「着きました」

お父さんの車があった。

七海さんいるの?…

はーい旦那様、

「七海さん…万梨子には話すなよ」

でも…

急ぐ市原さんと結婚してもらいたいから…

はい…

お爺ちゃん~笑っ

「あ?あずみの声か…」

「お父さん早かったのね笑っ」

「あずみおいで笑っ」

おじいちゃん…

あずみ…万梨子が話したな…

そうだね私にママって言われた…

お父さん…

万梨子?…

明日一緒に来てくれるでしょ?

「早く花嫁姿みたい…」

でも私好きな人いたよ…

え?…どこの奴だ…

市原廉さん、

万梨子…お前の見合い相手だ!

ウソ…

市原氏の孫になるって

あらら旦那様~笑っ

「七海さん…言ってしまったなぁ」

「何よ私に隠してたの?」

事情を知ってる七海さんが笑ってた。

すみません~

忘れてた、

お父さん、第一交通の新川さんが家のお抱え運転手してみませんかって聞いてみたのよ

万梨子…使うか?…

良いの?…



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