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ーーー 輪廻転生 ーーー No.2
西野 ( どうやら俺は あの 事故から 犬に
転生しちまった らしい …… 、
つか、どういう原理で?
ほんとに あるんだな……おもしれぇ)
身体も姿も全く違う動物に生まれ変わって
しまい、その上 前世の記憶があるのは
とても不思議で 何処か虚しい 。
自身の周りを見る。鳴き声とはしゃぎ回る
音。それと、人の足音、子供の笑い声、泣き声、換気扇の空気の音。
全てが よく聞こえた。
きっと犬の性能なんだろう。
自身から見える物は全て限られている様に見える。白と黒と灰色等で出来た景色。
まるでモノクロだ。
前世の記憶のお陰で、なんとなく これが
どんな色をしているのかは、わかるが
犬から人生を始めた者にしては、きっと
何色かも分からず、白と黒と灰色を
認知させて生きてくのだろう
きゃっきゃ と、こちらに走ってくる
子供の姿が見えた。
どうやら、自身を見に来たらしい。
子供「ままー 、このワンワンかわいー!」
母「ほんとやね〜(笑)真っ白で綺麗なわんちゃんや〜」
子供「 私も犬飼いたーい。」
母「あー……ごめんね。ウチの家は犬駄目なんよ。」
子供「えー……、。なんでー? りほちゃんも 犬2匹飼ってるやーん。 」
母「マンションだからだよー。一軒家に住む時は買おうね。」
子供「……、はーい。」
西野 (くそ……とてつもなく可愛いロリだったじゃねーか…… 。買われたい。)
そんな事を考えながら 、その
家族を 遠くから見送った。
さっきの子供のはーい。は、
ものすごく悲しげだった。
親も胸を痛めるだろう。。
西野( ていうか……俺ここ 来たこと
あるくね……? )
そう。 彼は 、20代の時に1度 ここへ
足を運んだ事がある。
ここでの思い出は忘れられないだろう。
勿論、不幸続きだった俺に
良い思い出があった訳じゃない。
悪い思い出だ。
好きな女性とデートをする予定だった。
30分も早く着きすぎてしまった。
遅刻して嫌われたくないからである。
なので待ち合わせ場所に近いペットショップ
に足を運んで、犬や猫を見て癒されようと
思ってたのだ。
パグに一目惚れした。
何故ならば、顔立ちが俺と何だか
似ていたからだ。
親近感が湧き、店員さんに抱っこしていいか
聞いてみる。
抱っこしたら、自身の下半身辺りから
感じた事のある温かみを肌で感じた。
漏らされた。
デート当日に pee をかけられた
事は 恥ずかしさと 共に
怒りを覚えた 嫌な思い出となった。
デートは、相手の女性と
一緒に服を買う事から始まった。
20年経った今でも覚えているのだから
相当驚いたのだろう。
西野 ( あのパグ もう死んでるか…… )
何故か人間の頃が恋しくなってくる。
小説が読みたい。スマホ見て推し眺めてたい。
犬って退屈だ。
そう地面に伏せて眠りにつく。
夕方 6時頃 。
犬は 人間の6倍も 時の流れが
早いと耳にする。 起きたと思えば
すぐ眠くなる。
西野( 俺(犬)って不思議 …… つか
何か 歯 かゆ。 )
歯が生えてきたのか 、 かゆくて
ムカムカしてきた。 玩具を噛んでは、かゆみを抑える。その繰り返し。
???「きゃ〜!! まって!? この猫ちゃん
可愛い〜 !! 」
西野( あれ? 聞いた事がある声 。)
20~30辺りの年齢の人の声だ。
脚しか見えない。
何処かで見た事のあるヒール……
俺が昔、 とある会社社員の女性に
あげた ヒールと 同じではないか……
まさか …………………… ?
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Thank you for watching.
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コメント
1件
書き方上手すぎ👏😆ノベル書けないから尊敬( * ॑꒳ ॑* )✨