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※🇰🇵🇰🇷のNL、シリアス?暗い、自殺表現あり(最終的にハッピーエンド)

🇰🇵目線です
















いつもと何ら変わらない日だったんだ。ただあいつの隣にいて、愛し合って、愛情が深まる時間だったはずなんだ。

🇰🇵「今日は何しようか?一緒に買い物でも行くか?」

俺はあいつとの時間を毎日楽しみにしている。あいつといれるなら、なんだっていい。とにかく、一秒でも長く一緒にいたいから。しかし、俺のそんな願いとは反対に、衝撃的な言葉が出た。


🇰🇷「…ねぇ」










別れよう

🇰🇵「…は?何を……」

🇰🇷「………もう一緒にいたくない」

心臓を銃で撃ち抜かれたかのように、痛みがした。俺は考えを巡らせ、あるひとつの考えが思い浮かんだ。

そうか、これはドッキリか。にゃぽんと考えたドッキリなんだ。きっとそうだ。俺の反応を楽しんでいるんだ。

🇰🇵「お前がドッキリだなんて、珍しいな。こんなのには騙されないぞ笑」

🇰🇷「…違う、本当よ」

目に何も光が入ってなくて、無表情、むしろ不機嫌そうに言われたらもう信じるしかない。もう胸が締め付けられて、死にそうだった。泣きそうになるのを抑え、聞いた。

🇰🇵「でもなんで……」

🇰🇷「…分からない。もう好きじゃない。」

🇰🇵「俺の何がいけなかったんだ?! お前を誰よりも愛してるのに……!どうしてそんなこと言うんだ!」

しまった。つい感情が溢れ出して、怒鳴るように言ってしまった。怒る気なんて全くなくて、ずっとそばにいてほしいだけなのに。

🇰🇷「…分かった、そういうところが好きじゃないんだ。そうやってすぐに怒って、独占欲が強いからだ。」

…確かに自分はすごく短気で、独占欲が強い。何も言い返せなかった。ただ、こんなにも長く付き合ってて、そんなところが好きじゃないなんて、今初めて知った。

🇰🇵「それなら…それなら全部治すから、関係を続けよう」

🇰🇷「もう無理。信用がない。」


冷たく突き放されてしまった。もう俺たちは一緒にいられないのか?いや、そんなの絶対に嫌だ。



🇰🇵「お願いだ、お前とずっと一緒にいれる方法はないか?」

🇰🇷「無理よ。もう他の婚約者がいる。」

🇰🇵「………」

嘘だ嘘だ嘘だ。俺はお前の恋人兼婚約者なはずなのに。もう他の奴がいるってどういうことだ。しかももう結婚する予定だなんて。




俺の心にはもう絶望しか残っていなかった。今後の未来とか、希望とか、全てがどうでもよかった。持てる気もしなかった。


🇰🇵「最後に…最後にお願いだ……」

🇰🇷「…なに」









🇰🇵「…俺にキスとハグをしてくれ」



🇰🇷「……」


🇰🇵「っ……!?」


頬に鈍い痛みが走った。ビンタされたんだ。


🇰🇷「キモイ。もう二度と顔見せないで。」







早く消えて。

🇰🇷「…さようなら」

そう言って家を出ていってしまった。もう俺には何も残されていない。虚無のような感じになってしまった。あいつがいなければ生きている意味は無い。だから、だから、だから……













自分が普段使っている銃を頭に突きつけた。あいつがいなければ、生きている意味は無い。だから、もう生きるのはやめる。

🇰🇵「……今まで愛してくれてありがとう」

人差し指を曲げ、引き金を引く。痛みとか後悔とか、もうどうでも良くて、血の熱い感触が頭を伝っていった。気づいた時には目の前は真っ暗になっていた。






















🇰🇵「っ〜……! 」

…目が覚めた。身体中が冷や汗でびしょびしょで、ありえないくらい涙が出ていた。焦って周りを見渡すと、隣にはすやすやと眠っているあいつが。夢の怖さと現実の安心感で、泣いてしまった。大人の男なのに。

🇰🇷「ん…北…?どうしたの?」

俺の泣き声に目が覚めたらしく、慌てて話しかけてくれた。俺は思わず抱きしめて、まあ泣いてしまった。

🇰🇵「俺っ…お前に…夢で……フラれて…」


泣きながら夢のことを話した。いつもだったら人前で泣くことは絶対にしないのに、何故かしてしまった。

🇰🇷「そ、そっか…。」

少し戸惑いながらも話を全部聞いてくれた。もう離れていって欲しくないこと、ずっとそばにいて欲しいことを全部話した。

🇰🇷「大丈夫だよ、私はいつもそばにいる。泣きたかったら泣いていいよ。」

微笑みながらそう言ってくれた。本当に、本当にお前がいてくれなきゃ生きられないんだ。



🇰🇵「お願いだ…俺にキスとハグをしてくれ…」


あの夢のようにねだる。するとあの夢のような冷たい目ではなく、愛情の籠った眼差しで見つめられる。その瞬間、唇にあいつの柔らかさが伝わり、身体が包まれて温かくなる。こんなに幸せなことあっていいのだろうか。


🇰🇵「ありがとう…ありがとう……」


🇰🇷「偉い偉い、よく頑張って耐えたね」

俺がぐしゃぐしゃになりながら泣いているのにもかかわらず、優しく頭を撫でて慰めてくれる。本当に最高だ。こんな時間がずっとずっと続いて欲しい。


🇰🇵「韓国…愛してるっ…… 」

🇰🇷「私も大好きだよ」



俺らの愛はまだまだ続くんだ。誰にも終わらせることの出来ない永遠の愛。


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