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7 ◇怒涛の2週間
インフラの申し込みや、彼の住民票を移す手伝いなど、私はまたまた
有給を使って彼の手助けに奔走した。
そして最後の大事なサポートが就職だった。
量販店でスーツとワイシャツ、ネクタイ、靴、鞄などを購入。
我ながら良く動いたと思うほど,怒涛の2週間だった。
私が保証人になり、彼は倉庫の作業員としての仕事をGetした。
話を聞くところによると、田舎ではあるが進学校クラスレベルの
高校を出ているという。
それで私は彼に仕事をしながらはキツイかもしれないけれど、
若いのだし、これから毎年、合格するまで市役所の土木関係の職を
受けてみるよう勧めた。
私が保証人になるといっても限界があるのでは? と考えたからだ。
身寄りのいない彼には、大きな企業への就職は難しかろうと思ったのだ。
美代志のこれからの生活のことを考えればまだまだ買い足さなければ
ならないものはある。
だが、運良く美代志も職を得て、自分も美代志も動けるのは仕事が休みの日
だけとなったため、焦らずぼちぼちと買い足していくしかない。
由香は、体力のある日には仕事から帰宅後作る夕飯を弁当にして、美代志に
届け続けた。
そして――――
しばらくの間、朝食は仕事帰りにスーパーで自分で調達するよう言い置き、
給与が出るまでのひと月の食費代を由香は美代志に渡しておいた。