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伊武の兄貴が受けやとホンマに最高すぎる…
※今回はR18です。いつもみたいにお上品ではありません。たついぶです。苦手な方はお逃げ下さい。
龍本「なぁ…伊武」
伊武「何でしょう?…っ?!」
兄貴の顔を見るなり、俺は失礼ながらも驚いてしまった。俺に声をかけてきた龍本の兄貴の顔はあり得ないほど火照っていて、息も荒くなっていたのだから。
伊武「兄貴…?!大丈夫ですか?!」
龍本「さっきカチコミに行ったとき、半グレに媚薬を飲まされちまってな…あんまりでけぇ声では言えねぇんだが」
伊武「媚薬…ですか…」
女を凌辱するためか、近頃の半グレはそんなもんまで持ってやがんのか。羨ましくねぇこった。
呆気に取られる俺に兄貴が次に言ったのは、信じられない要求だった。
龍本「これじゃ、仕事も他のカチコミもままならねぇ。
…だからよ、伊武…少し治すのを手伝ってほしい。何も抱かせろとは言わねぇ、キ…、キスだけで…良いから」
伊武「?!」
まさか兄貴分に唇を求められる日が来るなんて思いもしなかった。我慢できなくなったのか、俺が答えないうちに兄貴は俺の腕を引き、ソファーに押し倒した。
龍本「ッ…!あぁ、すまねぇな。もう…、無理、だ…」
そう言うと兄貴は俺の口を自分の口で塞ぐ。
伊武「んぅッ…?!」
俺は訳が分からず、抵抗しようとすらしなかった。
すると、俺の舌に生暖かく、ヌルッとしたものが触れる。それのせいで呼吸がしづらくなってくる。
伊武「ふぅッ…ん、うぅ…はぁ…う…」
後から気付いたことだが、この時俺は口の中に舌を入れられていたのだった。俺が息苦しさで喘いでいると、急に兄貴の舌が俺の舌をなぞった。
伊武「は、ぅッ…?!」
その瞬間、俺の体中に途徹もない刺激と快楽が走る。経験したことのない不意打ちの感覚に俺の肩は跳ね上がった。
その後も、俺はビクつく体をどうにか制御しながら、兄貴のキスを受け入れ続けた。
数分経って、兄貴は糸を引きながら俺の口から舌を抜いた。
龍本「…ありがとうなぁ、伊武。…それと、本当に悪かった。お前は嫌だったろうに、俺の接吻なんか受け入れさせて」
ばつが悪そうに兄貴が去ろうとする。
伊武「ま…、待って!」
俺はふらつきながらも必死に立ち、兄貴の服の裾を掴んだ。それに驚いたのか、兄貴が振り向く。
龍本「何だよ」
声とは裏腹に申し訳なさそうな表情を、俺は誘うように見つめた。
俺はこの人の『息苦しくも甘く、気持ちいいキス』を、もう手放せなくなってしまったから。
伊武「あ、あの…やめちゃうんですか…?」
体中が熱い。息もまだ苦しい。視界が潤む。けれど、ここで言わなきゃ…!
龍本の兄貴が意外そうな顔をした。足元のおぼつかない俺の肩を抱くようにして支え、また申し訳なさそうに話し出した。
龍本「だって、お前無理矢理キスなんかさせられて、嫌だったんじゃねぇかと」
兄貴の言葉に、俺は女みたいに首を横に振る。頬を染めて、少したじろぐように続けた。
伊武「そんなこと…!全然…嫌なんかじゃない!…兄貴のキス、凄く気持ちよくて…だから、…その…こ、今度は唇だけじゃなくて、俺の…俺の体全部を求めてほしくて…」
力が入りきらず、俺は膝からへたり込む。
伊武「だから…お、お願い…やめないで、下さい…」
目に涙を溜めて顔を上げた俺の肩を、龍本の兄貴は強く掴み上げた。
龍本「ッ…伊武…、お前、俺の前でそんな顔したからには、覚悟しろよ?」
伊武「んぐッ//はッ…あ”う”ぅっ//」
龍本「頑張れよー。この程度はまだ序の口だぞ」
部屋にパンパンと品のない音が鳴り響く。
龍本「あんな風に俺を誘っといて、簡単にやめれるわけねぇだろう?」
伊武「あっ…!」
耳元で囁かれて、俺の肩はまた震える。
龍本「伊武、折角誘ったんだ、何かやってほしいこととかねぇのか?この際だから、可愛くお願いしてみろよ」
脳内麻薬で気が遠くなりそうな中でも、兄貴の声だけははっきり聞こえた。
伊武「も…もう、やめッ…」
龍本「何言ってんだ。嘘ついてっと本当にやめちまうぞ?」
伊武「ちっ、違う…!!やめないで…俺に、もっとキスして、触ってほしい…です」
言い終わらないうちに、兄貴の舌が俺の口に入ってくる。また、あの感覚が襲ってきた。
伊武「ふ…んむッ//あうぅっ//」
兄貴は俺とキスをしながら、俺の突起に触れた。俺の体に再び快楽が走る。
伊武「はぁっ//あ”っ//んぅッ…あ、兄貴、兄貴ッ…」
頭がおかしくなりそうで、情けない声で兄貴の名前を呼んでしまう。
龍本「俺はここにいるぞ?伊武」
龍本の兄貴は俺の口から舌を抜くと、俺のモノを掴んだ。
伊武「あう…や”だッ…!!!そこ、だけはぁッ…!!」
龍本「散々やっといて、やだも何もあるか」
そのまま一気に扱き上げる。
伊武「ん”あ”ッ//!!激しッ//や”あぁッ//!!!」
俺は兄貴の肩にすがるように掴まる。
伊武「はぁ//あ”、んんッ…!い、イキそうッ…!!」
龍本「ん、ちゃんと言えたな。」
兄貴は更に激しく扱く。
伊武「あ”ッ//あぁ…!!…んんッ、もう、駄目ッ//」
俺の腰が震える。頭が茹で上がりそうだった。
伊武「あ”ぁぁッッ////!!!!!
ッ…はぁ、うぅ…はぁっ…はぁっ…」
絶頂を迎えて倒れそうになった俺の体を、龍本の兄貴は優しく受け止めてくれた。
龍本「…割と可愛いとこあるんだなぁ、お前も。媚薬が切れても、欲情が止まらなかった」
今となってはこんなことを言うのにも、全く恥じらいがない。
伊武「ん…兄貴…」
俺はまだ頭がぼんやりして、ろくに動けない。けれど、口は聞けたようだった。
伊武「あの…す、凄く、気持ち良かったです…」
龍本「やめろって。また俺が欲情したら、お前の体がもたねぇよ」
伊武「…ふふ」
兄貴の言葉に思わず微笑した。次の瞬間、俺の意識は静かに闇に落ちた―。